• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
ホームページはこちら
alt




イイね!
2021年01月30日

シトロエンDS3 カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、シトロエンのDS3です。


alt




以前デッキの交換とベーシックパッケージの取付でお預かりした事があるお車で、もっと音を良くしたいというご要望で再び入庫となりました。


alt




ドアスピーカーはガラスのクリアランスの都合でこのサイズがマックスで、前回は純正スピーカーはそのままに、ツイーターをアップグレードのATXー30Jを使用して、ツイーターの音域の広さでミッドの上の音域の物足りなさをカバーしていました。


alt


alt




ドアを開けて調べたところ、JBLのクラブ602CTPが問題無く入る上限と分かり、付属のツイーターは使わずに、ミッドのみを装着しました。


alt


付属の19ミリのツイーターは音域が狭いために、これまで使った事はありません。




DS3のドア内はサービスホールがウレタンで覆われていて、ウレタンを一度外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせる、ベーシック防振の施工を行いました。


alt


alt




これまではドア配線は純正をそのまま使用していましたが、今回新たにピュアディオブランドのPSTケーブルの全音域タイプを車室内からひいて来ています。


alt





外した内張は下処理を行った後にセメントコーティングを行って、写真はまだ塗り立ててで青白いのですが、乾燥して固まると茶色に変色します。


alt


これまでポコポコと軽い響きだった内張が、カチッとした締まった音になって、音のぼやけが無くなり、ロードノイズの進入が減って、断熱性も上がります。




スピーカーの取付が終わって音が鳴ると、ドアスピーカーの移置が普通の車よりも高い位置にあるので、ミッドの上限をコイルの巻き数を増やして抑えるか、それともピュアコンの値を変えてツイーターのレンジを狭くするかの判断をする事になりました。


alt





DS3のスピーカーグリルは高い位置にありながらも抜けは良い方ではなくて、コイルの巻き数はそのままに、ツイーター側にブラックボックスを4連にして複雑なスロープを作って、DS3に合わせた絶妙な音のバランスに仕上げました。

alt


今回の取付で思ったのが、そもそもピュアコンを開発したきっかけが、平成の初め頃ホンダのCRーXという車が入庫して、そのスピーカー位置が高かったために、普通のドア下の車でそこそこ鳴るパッシブネットワークが、自分の車ではきちんと鳴らないので、損をした感じがするので、カーオーディオにお金をかけるのがもったいないと一人の方が言われたところからスタートしました。



コイルの巻き数を変えたり、ツイーターのレンジを変えたりして、他の車と同じ様な鳴りにするという努力をしている時に、ネットワークのボックスの中からコイルを取り出して自由に交換出来る様にしたり、ボックス自体の特性を変えた物を何種類もあらかじめ用意していたら、短時間で良いマッチングに辿り付けるのでは? という発想から28年が経過して、今ではスピーカー配列が特殊な車でも、短時間でツボを押さえた良い音が再生出来る様になりました。


ブログ一覧 | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at 2021/01/30 10:26:22

イイね!0件



タグ

この記事へのコメント

ユーザーの設定によりコメントできません。


みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

   1 2 3 4 5
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

TS-T730Ⅱ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/07 15:02:47
 
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/16 14:33:11
ホンダ・ステップワゴン  スピーカーの音質アップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/17 14:55:36

愛車一覧

スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation