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イイね!
2021年02月11日

ダイハツ・タント スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ダイハツのタントです。

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オーディオレスの状態で入庫となって、カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーとベーシックパッケージの取付を行いました。


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タントのドアスピーカーは現在はドアの下の方に付いていて、中音域の上の方が薄く聴こえますが、以前のモデルではかなり上の方に付いていて、中音域が濃い割に低音域が薄かったので、それで現行モデルでは下の方に移動して、相対的に低音の量感を感じる様にしてあります。


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スピーカーの取り付け位置がこれだけ違うとピュアコンの値もかなり変わって来て、特にドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルの大きさは3倍ぐらいの差が出ます。


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実際に手に取って比べると、上の方がドアの下の方に合わせた巻きの少ない物で、巻き数が少ない事で上限周波数をかなり上まで伸ばして、リスナーの耳まで届き難いのをカバーしています。


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下の巻きの大きいコイルは中音域が耳に入って来やすい上の方にスピーカーが付いている車用で、必要以上に耳に入る中音の上の方を抑えてバランスを取るために巻き数が多くしてあります。



これがトレードインスピーカーに付属しているパッシブネットワークだと、どの車でも同じ巻き数を使って、抵抗でツイーターレベルの上げ下げだけなので、音調整とは言えないレベルの話です。



この巻き数の差に気が付いたのは平成の初め頃、ホンダのCR-Xに乗られていたお客様から、通常のパッシブネットワークを付けたところ、「同じスピーカーを付けたのに自分の車は友達の車よりも音のバランスが悪い!損した様な気がする!」と言われた一言でした、確かに当時のシビックとCR-Xではスピーカーの取付位置にかなり差があり、パッシブネットワークが大きくズレているととても聴けたものではないと自分も思いました。



まだピュアコンの原型も出来ていない時に、中のコイルを取り外して、外にリード線を引っ張って、別な巻き数の多いコイルを取り付けて対応したのがピュアコンの原点になります。





昔話はこの辺にして、作業の話の続きで、タントの純正ツイーターの位置はミラーの裏に付いていて、ここはミッドに対して距離が近いのと、マグネットと鉄の距離が近いのと、指向性の向きが悪いので、デザイン的に良くてもピュアディオでは使用しません。


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ダッシュの両端にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、フロント2WAYのスピーカーシステムへと変更しました。


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取り付けたCD・DVDプレイヤーはカロッツェリアのFH-6200DVDで、フェダー調整とイコライザー調整を行って音を整えてから作業は完成しました。


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Posted at 2021/02/11 09:52:35

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