自分の寝室の枕元にはアマチュア無線の機材とJBLのスピーカーをチューンした物を置いています。
この枕元は見えない部分にコイルとコンデンサが沢山あって、一番下にあるのはアンテナチューナーで中身はコイルとコンデンサーの組み合わせで、裏の見えない部分にはディプレクサーというオーディオでいう所の2WAYのネットワークと同じ構成の物が2セットと、トリプレクサーという3WAYのネットワークと同じ構成の物が隠れています。
今はオーディオのコイルは自分で巻いても、無線用のコイルは市販の物を使用していて、その組み合わせを変えるために様々なコイルとコンデンサの組み合わせを試しています。
自分が学生の頃はお金は無くても時間には余裕があって、しょっちゅうコイルを巻いたり解いたりして、難しい箇所のハンダ付けも高校を卒業する時にはスイスイ出来る様になっていて、これが今のサウンドピュアディオの技術の根源となっています。
高校を卒業してしばらくしたら、あれだけ夢中になっていたアマチュア無線をやめて、37年後の1年半ぐらい前にふと初めて、その時にとにかく値段が安くて送信出力が50ワット出る無線機を3台買って、買った後になって値段が安い理由が音が悪いというのに気付いて、最近ある無線機屋さんで売ってもらって、その代わりに送信出力が10ワットしか出ないけれど、音の良い無線機を買って帰りました。
この無線機は1・8メガから430メガまでの12帯域の送受信が出来るのと、航空無線とFMラジオの受信が出来ます。
家で開封してからまずFMラジオを聞いたら、元が無線機なので信じられない様な感度で受信出来ます。
ただ受信感度だけで無く、とんでもない精度でグラフが出て、83・3メガのNHKのFMでM I S I Aさんの番組が放送されていたので、トークの部分の声のグラフに見入っていました。
これまでM I S I Aさんと番組収録で2回お会いしていて、放送機材みたいなグラフの動きに見入っていました。
このグラフが合計3種類の方式で表示されて、青で囲った部分は大気中飛んでいる電波の状態での音の変化と、黄色で囲んだ部分が電波を音として感知したグラフで、赤で囲んだ所はカーオーディオのスペアナよりも詳しく表示されるアナライザーの画面です。
次の日の夜はオフィシャル髭男ディズムさんのインタビューがクロスFMで流れていて、これまで2回お会いした事のあるボーカルの藤原聡さんの声のグラフに見入っていました。
流石に2晩もラジオの音声をグラフで見ながら聞いていたら、ラジオなのにかなり目が疲れてしまいました。
でも放送機材でないと見れない波形が家の中にいて見る事が出来で、こんなラジオで凄技が出来るのなら早く買っておけば良かったと後悔しています。
ある日の朝はFM福岡を聞いていて、サウンドピュアディオの番組に最も出演されたパーソナリティー・こはまもとこさんの声のグラフに見入っていました。
後ろにミニコンポが見えますが、これでは自宅で福岡県の放送が聞く事が出来ず、しかもFMの屋外アンテナを立てていないのに、無線のアンテナに同調させてこの感度ですから、驚き以外の何ものでもありません。
本来はアマチュア無線機で12バンドの帯域で送受信出来るのに、まだ一度も送信した事が無いというか、送信用のマイク自体を一度も付けた事が無いので、完全な趙ハイスペックラジオとして使用しています。
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Posted at
2021/03/02 18:35:36