現在の宇部店はZSP発売20周年を記念したピュアコンの取付を3台行っています。
まずはハリアーで、こちらはリアにアンプとピュアコンが付いていて、前までPMBケーブルで4本バイワイヤーで引いているお車です。
ツイーターはB&W製の30ミリ外ドームタイプで・・
アウター・スラントのバッフルでピュアディオブランドのZSP-MIDが装着してあります。
ドアポケットの上にスピーカー位置があるために、他の車種よりも中音が耳に入りやすく、ミッドの上限を決めるコイルは巻きの多めの物を使ってバランスを取っています。
こちらは52のエルグランドで、逆にドアスピーカーの移置がかなりリスナーの耳から遠く、逆に通常よりも巻きの少ないコイルを使ってバランスを取っています。
ツイーターは同じくB&W製の30ミリ外ドームタイプです。
もう1台ホンダのフィットは、ZSP-MIDがアウター・スラントで取り付けてあって、こちらはミッドからリスナーの耳の位置までは平均的な距離となっていて、コイルも一番出筋の巻き数を使用しています。
こちらもB&W製の30ミリ外ドームタイプで、三台が三台とも同じ組み合わせというもの珍しい事です。
ZSP-MID専用でB&Wツイーターに合わせたコイルは、今日だけで3セット使用して、その前にも使っているので、棚で一部の値が空いて来たのでこれからコイルを巻いて補充しないといけません。
ブラックボックスの中で使用するコンデンサは最近10個づつ仕入れて、測定してマーキングしてから工場のフィルムの巻き付けトルクの具合を見ていますが、今回は10中6個も1マイクロを下回っていて、こちらが必要としている値の方に振れて来ているので、ここである程度まとまった数字をオーダーしないといけません。
これまでは工場のロットのフィルムの締め付けトルクが強めだったのか、高い数字が多くて、引き出しの中に納まらずに外に出ているぐらいでした。
そして製作室の机の上には赤いZSP-LTD15用のコイルを巻いていてというか、機械巻してある物をほどきながら値を探って、最後に締め直すというやり方で色々な値を決めて、これから製品化して週末に仕上げる車に装着します。
1個だけゴールドのコイルがあって、これがZSP-MID用で、ミッドの特性が違うのでLTD15とは巻き数が全く違います。
奥の方に赤でも特に巻きの多い物があるのは、輸入車用の10センチスピーカー用で、これから装着してプロセッサーの調整を行うので、合計4台の音調整となります。
ちなみに机の上の緑のマットは事務用の緑のマットではなくて、電子機器の工場用の静電気防止タイプで、大地にアースが落としてあります。
精度の高い測定を行うには、きちんとした環境が必要となります。
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