今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、マツダのロードスターRFです。
マツダコネクトのBOSEサウンド仕様のお車に、プレミアムサウンド用のスペシャルベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工と、ドアスピーカーの交換を行いました。
まずはマツダ用BOSEのスピーカーとインナーパネルを取り外します。
外板裏にベーシック防振の施工を行った後に、インナーパネルの樹脂の鈍い響きを抑えるために金属シートを貼り詰めました。
外した内張の裏にはセメントコーティングを行って、プラスチックの鈍い響きを抑えると同時に、断熱性が上がるので今の時期だとエアコンの利きが良くなったと感じられます。
内張とインナーパネルにはブチルゴム系の物やアスファルト系の物は一切使っておらず、スカッとした小気味良い音を再生する事が出来る防振となっています。
純正スピーカーが有った位置にはインナーパネルを製作して、JBLの16・5センチスピーカーを取り付けました。
純正スピーカーは低音ばかり出て、中音域が薄く感じるのと、低音の倍音成分が中音域にかぶって来る感じがして、「ここまで低音が出なくても・・」と言われるお客様の声に対応して、JBLのスタジアムGTO602CTPの1ミッドバスに交換しました。
これよりも高いスピーカーは存在していますが、車両のアンプに最初から低音が強めのクセが付いていて、100ヘルツの8逓倍の800ヘルツや、16逓倍の1・6キロヘルツが綺麗に聴こえないので、純正よりもストロークが小さく、センタードームが小さくて硬い602CTPを使う事によって、より自然で澄んだ音の方向にもって行きました。
特にこのロードスターのドアは、リスナーの耳の位置にミッドバスの位置が近いので、余分な倍音成分が耳に入りやすいので、あえてストロークの小さいユニットを使って歪成分を抑えています。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、グローブボックス下のピュアコンは今回のスピーカーの組み合わせに合わせて、これまでに無い値を一から作りました。
ロードスターRFにはヘッドレストの両サイドにピロースピーカーが付いていて、ここのレベルでフロントスピーカーの聴こえ方が変わるので、フェダーは絶妙な調整が必要になります。
BOSEのオーディオパイロットという機能があって、これはオン・オフを繰り返して、無い方が音が素直なので、オフで調整を終了しました。
スピーカーを交換して最初よりも低音の量は減ったのですが、防振の効果で低音がアップしていて、最終的にはバスを1クリック下げて出庫しました。
元はかなりクセの強いBOSEサウンド仕様の音はかなり改善されて、お客様には大変喜んで頂きました。
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