日曜日の夜にBS12で『ザ・カセットテープ・ミュージック』という番組が放送されています。
マキタスポーツさんの司会で、昭和のカセットテープが全盛期の頃の音楽や、その頃の音楽に影響を受けている現在の楽曲などを紹介する番組です。
マキタスポーツさんが曲を紹介するとアシスタントの女性が赤いラジカセの再生ボタンをポチッと押すと、その音楽がかかるという設定ですが、明らかにカセットテープの音ではなくて、後から放送機材で曲をインサートしている様に聴こえます。
確かに毎回ポチッと押しているのですが・・
テープは回っていません。
それどころか普通はこの手のデッキは再生ボタンが下がっているはずですが、それもありません。
あくまでカセットテープが全盛期の頃の楽曲を聴くという雰囲気作りでしょう。
ここまで読まれてただの『ザ・カセットテープ・ミュージック』の上げ足取りと思われた方もあるかもしれませんが、実は違います。
過去にサウンドピュアディオが取り上げられたテレビ番組があって、これと全く逆の状態になった事があるのでご紹介します。
それは福岡店がまだ前の店だった時に、TVQの番組で福岡店が取り上げられた時があって、その時のデモカーがトヨタのプリウスにフロント2WAYでZSP‐MIDとJU60で、アンプはナカミチのPA‐1002Nで、スピーカーケーブルはPMBというシステムを、撮影クルーの方がマイクで録音しながら撮影したら、放送した時にはなぜか放送機材で後から音入れした様にしか聴こえないという、まるでインチキをした様に聴こえたという声が多くありました。
更にそれから数年後に東京のTBSで、DEENのボーカルの池森さんが、自分の車のオーディオを紹介した時があって、これは東京のみの放送だったのですが、東京のオーディオ関係の方が何人か見られて、「あれは音だけ後から入れてるだろう。」というい話になっていた様です。
実はこれもZSP‐MIDとJU60とPMBケーブルの組み合わせで、デッキがナカミチ製というのもあってほぼプロ機的な音になっていました。
その後その放送はTBS系のテレビ山口でも放送して、地元の業界人からも「何だか後から音を入れている様な気がする。」と言われていました。
東京の撮影の時の話を後から池森さんから聞いて、撮影クルーの方も音が自然なので驚いておられたそうです。
そんな訳でザ・カセットテープ・ミュージックと逆というお話でした。
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Posted at
2021/08/31 09:38:49