今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のルークス・ハイウェイスターです。
日産純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドアスピーカーの交換と、前後の防振の作業を行います。
ナビオーディオの中身はパナソニックのストラーダで、おすすめという派手なイコライジングがあらかじめしてあって、何となく良い音にも聴こえない事は無いですが、音楽ジャンルによるいい悪いがかなり出ていて、とりあえずフラットではこもって聴こえるからというセッティングでした。
作業はまずオーディオ用の下地を作るという事で防振作業から始めて、フロントの内張を外したら防水シートに大きめの吸音フェルトが貼ってあって、ドアの大きさゆえに外からのロードノイズが入りやすいというのが分かります。
防水シートを外すと何も貼ってない外板裏が見えて、ここに防振マットと防振メタルを合わせて、8枚の防振材を貼り合わせます。
フロントは内張のセメントコーティングとベーシック防振の2層の防振を行い、リアのスライドは1層の防振を行います。
リアのスライドドアは構造が複雑で開口部が少ないので、内張側の防振で1層とする事にしました。
スライドドアの内張にもかなり大きい吸音フェルトが貼ってあって、かなりロードノイズが入りやすいというのが見て分かりますが、一度フェルトを剥がしてセメントコーティングを行う事にしました。
吸音フェルトを剥がしたら、コーティング剤が染みてはいけない場所にマスキングをして行きます。
裏側のマスキングの前に表面にマスキングを行っていて、裏側に施工を行っている時にキズが入らない様にしてあります。
内張りのツルツルの裏面のそのままセメントコーティングを行うと剥がれが起きるので、手作業で粗目を付けて下処理を行ってからコーティング剤を塗ります。
今日はまだ下地作りの途中で、これより先はその2でお届け致します。
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Posted at
2021/12/06 10:27:02