今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのカローラクロスです。
他のメーカーでは車高をちょっと上げて、グリルなどのデザインを変えてSUVモデルにする所を、トヨタは全く別なボディーを使った車で、ヤリスとヤリスクロスが全く別な車の様に、カローラツーリングのデーターは全く使えないので、一からパッケージの開発を行っています。
最近のトヨタ車は工場装着のディスプレイオーディオしか選べない車種が増えて来て、今回のカローラクロスには大画面のディスプレイオーディオが装着されていました。
まずはスマートフォンとFMラジオを聴いて音を確かめます。
月曜日から木曜日の午前はクロスFMサウンドピュアディオスタジオからの生放送なので、自社の関わっているスタジオからの音で確認出来るので助かります。
次にFM福岡に周波数を変えて、こちらでも何度もお会いして生の声を知っているパーソナリティーの方の声で、システムの音の傾向を確かめました。
トヨタのディスプレイオーディオは一部の音域が位相がズレていると言われていますが、ALSの車速連動ボリュームをオフにしたら、一気に音が素直になって、この機能を使わなければ高音質のベースになりそうです。
試聴が終わったら内張を外して、何も貼ってない外板裏にどこにどんな素材を貼るかの調査を行います。
指で鉄板を軽くはじきながら、響きの中心と周波数を探って、どの材質を貼るかマーキングします。
はい、フロントドアの調査が終わって・・
リアドアの調査も終わり、ベーシックパッケージに前後のドアのベーシック防振の、トリプルパッケージの作業に入ります。
ドアの響きの調査が終わったので一度福岡店を離れて、宇部店で仕事をして、それから音が鳴る様になったら再び福岡店に行って、そこでピュアコンの値出しを行います。
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Posted at
2022/02/03 10:23:04