今日ご紹介する1台は、先日宇部店で完成したランドクルーザープラドに追加の施工です。
ベーシックパッケージの取付と、フロントドアに2層の防振作業を行って、一度お客様に音を聴いて頂いて、かなりの改善がされているものの、フェダーを中央にするとリアドアが防振されていないというのが分かり、リアドアの防振もプラスする事になりました。
リアドアの内張を外して・・
内張り裏の吸音フェルトを一度取り外します。
内張りにマスキングを行って、機械と手作業でツルツルの表面に粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない様にします。
意図的にランダムに厚い薄いを作りながら塗って、一晩寝かせて乾燥させます。
乾燥を待つ間にリアドアの響きを指ではじいて確かめて、どの位置に何の材質を貼るかをマーキングしてからベーシック防振を行います。
前後とも片側2層の防振となって、前側はサービスホールを塞ぐ防振をプラスして、フロントはフル防振の状態になりました。
さすがに前後合わせて3層の防振プラスになるとかなり音圧がプラスされて、バス・ミッド・トレブルの3トーンも大幅に変更が必要になりました。
あまりに前後のミッドバスの音圧が上がったので、ピュアコンのブラックボックスも変更して、ドアの音圧に合わせた高音に変更しました。
普通は一か月後にしていない部分の防振をプラスというお客様が多いのですが、今回の様にそのまま続きで作業を行うと、防振の効果の威力を身をもって体験する事が出来て、自分の頭の中のイメージよりも、聴感上の効果が高い事が分かりました。
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Posted at
2022/02/19 10:43:17