昨日の午後の福岡店では、先週納車させて頂いた日産のノート・オーラのBOSEサウンド車のピュアコンの改良を行っていました。
助手席側のキックパネルなどを外して、コイルやブラックボックスの交換を行いました。
先週の時点ではボーズのパーソナルスペースを半部で効かせた所で調整を行っていて、それを半分以下からゼロの間でマッチングする様に値を変えました。
全開に比べると半分でもかなり左ヘッドレストの右チャンネルのスピーカーの音が弱くなったつもりでしたが、日常の走行で使われているとボーカルの張り出しが以前乗られていた普通のベーシックのWパッケージより弱いという事で、最終的には0もしくは1クリックプラスという状態でセッティングを取りかえました。
オーラのボーズサウンドはドアスピーカーの真ん中にメタル構造のパーツが付いていて・・
ピラー根元のツイーターはサイズが小さくて周波数レンジが狭いので、ピュアディオブランドのATXー25でワイドレンジ化しています。
日産のノート系のディスプレイオーディオは音にクセが強いので、ピュアコンがブラックボックス4連にしないとうまくマッチングが取れず、シングルパッケージの値段がWパッケージと同じになっています。
福岡店のピュアコンの棚はL型になっていて、これだけ種類があってもオーラのボーズサウンドにピッタリマッチングする物がなくて・・
宇部店でこれまでに無い規格の物を3種類作って来て取り付けてみました。
ピュアコンのカスタマイズは福岡店でも出来るのですが、これはコンデンサの交換だけで、ブラックボックスの中のコイルは接着剤で固定してあるので交換出来ず、コイルの値が変えてある物で、これまでに無い組み合わせの物を3種類作って来ました。
コイルとコンデンサの組み合わせで周波数レンジと音色が決まって、周波数レンジは調整出来ても音色に関しては、コンデンサに対してコイルが大きめは音に芯があるしっかりした音色になり、コンデンサが大きめでコイル小さめでは高音がシュっと切れる鋭い音になり、これがインピーダンスの高い低いによる音色の調整で、棚にあれだけのストックがあっても新型のプレミアムサウンドでは新しい値を作る必要が出て来ます。
市販のパツィシブネットワークでコイルもコンデンサも交換出来ず、スイッチの切り替えでツイーターのレベルが変わるだけで、これでは当社でいう音色調整だけでなく、周波数レンジも変える事が出来ません。
ピュアコンのコイルとブラックボックスを何回か変えて、ボーズ・パーソナルスペースが0か1クリックで、かなりボーカル音域が太いというか、本来のベーシックパッケージのレベルの音に仕上がりました。
結果的にヘッドレストスピーカーはほぼ使わない状態になりましたが、お客様には喜んで頂けたので、これからはヘッドレストスピーカーの存在はいりますか?それとも音色重視で存在は必要ありませんか?とお聞きして、どちらか選択出来る状態でお話したいと思います。
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Posted at
2022/04/18 10:32:35