今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ダイハツのムーヴカスタムです。
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、フロントのドアスピーカーの交換と、ドア5面の防振を行いました。
前後のドア4枚をベーシック防振とセメントコーティングと金属シートでサービスホールを塞ぐ防振のフル防振の状態にしました。
写真はサービスホールを塞いでいる途中ですが、金属シートが重なる部分を作って、剛性を高めて、切り口には全てシリコンを塗って将来的に剥がれが起こらない様にしています。
また金属のみでブチルゴムを含まない事で、余分な響きを起こさず、心地良いリアルなサウンドを表現しています。
純正の16センチスピーカーは取り外して、インナーバッフルを製作して、室内からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを引いて来て、JBLのGX600Cの16・5センチミッドを取り付けました。
リアのハッチの内張はセメントコーティングか金属シートか迷って、時間をかけて細かい格子の間に全て同じ形で金属シートを貼って、それで鈍い響きを止めました。
ツイーターはダッシュの上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、純正位置の高くて向きの逸れた部分とは明らかに正確な高音を再生させています。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上に合計8ピース構成のピュアコンを取り付けています。
ブラックボックス4連と16・5センチミッドの下限周波数の制御と、ピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルで、かなり元の音楽の音に近くなる様に音を表現させています。
ピュアコンの値を細かく変えると同時に、楽ナビのイコライザーをあれこれとパターンを変えて、トータルで生音・生声に近くなる様に時間をかけて調整しました。
音が決まったら車両を外に出して、ゲリラ豪雨を想定した雨漏りテストを行って、全てのドアがパスしてから納車の準備に入ります。
システムの外見は簡単なシステムに見えますが、見えない部分にかなりの手間とコストがかかっていて、特別なムーヴカスタムに仕上がりました。
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Posted at
2022/04/27 12:11:53