今日ご紹介する１台は現在の宇部店の作業で、先日からのスイフトスポーツの続きです。
外した内張の裏はツルツルなので、手作業で粗目を付けてコーティング剤が剥がれない様に下地を作ります。
下地が出来たらコーティング剤をランダムに厚い薄いを作って塗って、時間をかけて乾燥させます。
内張りを乾燥させている間にサービスホールに金属シートを重ね合わせて貼って、切り口にシリコンを塗り込んで、先々剥がれを起こさない様にします。
一般的にサービスホールはブチルゴムと金属を合わせたマットを一枚物で貼りますが、ピュアディオでは金属のみの厚いシートを更に重ねて剛性を上げていて、ゴムの鈍い響きが混じらないクリアーなサウンドを表現させています。
時間をかけて内張を乾燥させたら、たわみを持たせているつなぎの部分の化学変化で青白い色が茶色に変わって、剛性とたわみのちょうど良いバランスに仕上がっています。
フロントの内張はこれからアウターバッフルを作るために違うマスキング材を貼ります。
フロントは方ドア３層のフル防振ですが、リアのスピーカーは鳴らさないので、セメントコーティングと外板裏のマットとメタルの防振で、静粛性と断熱性をアップさせます。
そしてリアのラゲッジの物は一度取り外して・・
アンプとＣＤチェンジャーとチャンネルディバイダーとイコライザーと、２５センチウーファーを取り付ける準備をしています。
このシステムは２台前のお車から徐々にシステムアップされて、移設され続けておられます。
車室内はフロアーに防振材を敷き詰めて、下地作りが終わって、これから本格的にシステムを組み付けて行きます。
続きはその３でお届け致します。
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Posted at
2022/07/14 10:27:55
