毎週木曜日になると妻がテレビ朝日の六本木クラスを観て、それから1週間1回前の回を観なおしたり、本家韓国版の梨泰院クラスと観比べたりと、ほぼ1週間この手のストーリーを延々観ていて、自分も横にいて観ています。
妻はこのドラマの中の天才的なマーケッティングの才能を持っている若者役の平手友梨奈さんの大ファンで、一度東京で『HIBIKI』のDVD発売のプレス発表の時にプレス枠で会場に入って、会う事が出来たという事があって、ファン熱は更にアップしています。
現在放送の六本木クラスは、鶏料理の居酒屋チェーンをめぐる対立と、2人の女性と若いオーナーの三角関係の物語ですが、先週のストーリーは1店舗の居酒屋がテレビ番組の料理勝負でライバルの最大手を抜いてトップになり、それを見た若い投資家が億単位の出資を申し出るという流れでした。
ところがまだ1店舗しかないのに一気にフランチャイズチェーンにするという話になって、マネージャーは「5億出資してもらいましょう。」と言うのに、「いや10億出資してもらう!」と主人公が言うという場面で、「えーっ!何かおかしくないですか?」と突っ込みを入れたくなりました。
仮に5億出資してもらって、出資した側が1年お金を寝かせて2年目から20%のリターンを求めて来た場合は年に1億を相手に渡さないといけないし、これが10億になると2億円のリターンを求められたら、本当に払えるだけの事業が出来るの?という事と、多くのリターンを求められたら今までのクオリティーは維持出来るの?と不思議に思いました。
自分は2000年ぐらいに出資の話があって、出資する側からピュアコンをパートに作らせようとか、コイルは台湾の工場で安く作ろうという話ばかりで、リターンを求めると大幅なコストダウンを求められるので、1店舗しか持っていないのに10億円の出資を求めたら、もうそれは違う形の業態になるでしょう。
これが銀行から融資を受けるのなら年に数%の利息を払うだけでいいので、形を変えずに本当にお客さんに良いサービスを届けたいなら、いかに銀行から低金利で資金を調達するかを考えた方が良い様なと、自分の過去の投資話と重ねて観てしまっていました。
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Posted at
2022/09/07 18:29:14