今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、当社のデモカー兼代車のスズキのクロスビーです。
パナソニックのストラーダとドア4枚の防振が終わって、一度代車に出ていて戻ってきたところでベーシックパッケージの取付を行いました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-30のアップグレードをダッシュ上に取り付けて、純正位置のガラスの反射の多い場所と違って、荒くないスムーズな高音を広い周波数レンジで奏でてくれています。
ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、クロスビーはスピーカー位置がグリル1個分上に付いていて、たったこれだけの違いでもミッドの上限周波数を決めるコイルは倍以上の巻き数が適正になります。
クロスビーはスピーカー位置がソリオと似ていて、ソリオの兄弟車かと思ってたまたまクロスビーの前に作業に入っていたソリオと見比べていました。
グローブボックス下に比重の高いMDF板を敷いて、その上に一度ソリオ用の値の4ピース構成のピュアコンを取り付けました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ストラーダのオーディオチューン画面に入って、まずは全てのスピーカーにかかっている100センチのディレイをゼロにしました。
それからイコライザーを動かしたり、ピュアコンのパーツの値を微妙に変えたりして音を追い込んで行きました。
パナソニックのイコライザーは調整画面とメモリーした後で微妙に音が変わるので、何度も調整⇒メモリー⇒再生画面を繰り返して聴いて、ピュアコンの値を変えて行くと段々イコライザーも調整個所は減って来ました。
同じスピーカーでドアの構造が似ているソリオ用の値をベースにしながらも、かなりユニットを交換して音を追い込んで、より生音・生声に近いサウンドのクロスビーが完成しました。
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Posted at
2022/11/17 10:56:54