今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、トヨタのカローラクロスです。
全車工場装着のディスプレイオーディオ付き車で、以前乗られていたお車からのスピーカーの移設取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
まずはドアの内張とインナーパネルを外して、指で外板裏をはじいて響きを確かめて、響きの中心と周波数に合わせて防振材を貼り合わせます。
方ドア8枚の防振材を貼って、貼る量が少ない割に減衰率が高くて、ブチルゴムの使い過ぎで鈍い響きが出る事もなく、スムーズで心地よい響きのドアに変わります。
ドアの16センチスピーカーは取り外して、JBLのP560Cのミッドのみを取り付けて・・
インナー取り付けなので見た目は純正のドアそのままです。
ツイーターは純正の物も位置も使わず、スタンドを使ってミッドよりも上のグレードの508GTIを取り付けています。
508GTIのミッドはハイパワーで押す仕様になっているので内蔵アンプには向いていなくて、ツイーターは上級を使いながらミッドは普及帯の効率の良いPシリーズを使うという組み合わせが一時期多く売れていて、おそらく550セット以上は売れていたという、ピュアディオが単品ユニットを大量に仕入れて作った組み合わせです。
550セットぐらいと細かい数字が分からないのは、500セットは単品ユニットでまとめ買いしていて、セット物を分割して販売した物が数十セット存在しているので、約550セットの販売が予測できます。
続いてディスプレイオーディオを一度分解して、裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで送ります。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にブラックボックス4連の合計8ピース構成のピュアコンを取り付けて、かなり細かい音調整を行ってツイーター用の高音と、ミッド用の中低音に分離して信号を送ります。
ディスプレイオーディオではかなり3トーンを動かさないと物足りなく聴こえるのが、全てセンターでもきちんと音楽が聴けるぐらいの仕上がりになっています。
もう少し音を追い込んでから納車の準備に入りたいと思います。
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Posted at
2022/12/25 12:30:18