今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのハリアーです。
後ろに黒のアルファードがあって、黒いトヨタ車が2台連なっています。
既にシステムが付いているお車にディスプレイオーディオを取り付けるためにインパネを分解してあります。
システムはドアに片側3層のフル防振の施工を行って、アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&Wの限定品のブルードームのツイーターを取り付けてあります。
この2WAYはもう取り付けられて20年以上経過していて、前の前のお車から移設し続けられていますが、まだツイーターにアッテネーターでレベルを下げてバランスを取るぐらいの勢いがあって、ミッドもまだ健常に動作しています。
誰が使っても20年以上健常に動作する訳ではなくて、それなりにきちんと歪ませない様に鳴らしているからの長寿命です。
ラゲッジにはサウンドピュアディオのマーク入りの25センチウーファーをエンクロージャーに組んで取り付けていて、その横にナカミチのPA-2002Pをフロント用とウーファー用の縦に2台重ねて取り付けています。
ディスプレイオーディオの取付を待って、リアに取り付けてあるピュアコンを最新の物に交換して、音調整を行います。
アルパインの9インチのディスプレイオーディオの取付が終わって、下段のナカミチのCD-700KKにデジタル出力をインプットして、700側のⅮAコンバーターを通して、ボリュームも700側で調整します。
ボンネット内のボッシュのバッテリーをチャージして整えて、音調整に入ります。
調整用の音源をあれこれ変えて平均を取って、最後の最後にDEENさんのプラスティックラブで池森さんの生声に合う様にイコライザーとチャンネルディバイダーを調整して・・
ZSP-MIDの上限周波数を決めるコイルは青い楕円の中の範囲から選んで決めます。
手前側がスピーカー位置が低い車用で、一番先の方が高い位置にスピーカー位置がある車用で、ハリアーのドアスピーカーの位置は通常のドア位置よりもやや上にあるので、真ん中ぐらいの場所のコイルをあれこれ変えて音を合わせました。
ZSPでもLTD15は全く別な値が必要なので、コイルのストックだけでかなりの数で、テレビ番組で古くから営業されている印鑑屋さんが、「うちの店には日本中のどこの名字もあります。」みたいな事を言われていた店主がおられましたが、この数は当社が推奨しているミッドスピーカーと現行の純正システム用で、普通は1マイクロヘンリー刻みでストックが、ZSP-MID用は0・5マイクロヘンリー刻みでストックしています。
購入から20年が経過したスピーカーを、その時のユニットのコンディションにピッタリ合わせて、最も滑らかに鳴らせるのがピュアコン方式の魅力です。
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Posted at
2023/02/17 10:22:43