土曜日の夜はほぼ毎週351MHzのデジタル簡易無線の伝搬実験を山陽小野田市の竜王山山頂でおこなっていて、先週は430MHzのアマチュア無線の実験を他の方が先にされているので、場所を変えて行う事にしました。
一様山頂の駐車場で様子を見たら指向性の強いアンテナを上げて運用しておられて、自分達は中腹にある2カ所の駐車場のどちらかを使おうと移動しました。
事前に昼間に立地調査に行っていて、2カ所のどちらのどの場所でどれぐらいの飛びかを調べていました。
けっこう木が多いので、木を超えるぐらいに8メートルの伸縮ポールを目一杯上げて、いつもの1kgのアンテナの半分以下の重さのアンテナを使ってしなりを防ぐ作戦で行こうと考えていました。
8メートルの伸縮ポールはもう1人のメンバーが持っていて、自分が最初に車載アンテナで場所を探して、もう一人の到着を待っていました。
予測では最悪30%減で、運が良くて20%か15%減ぐらいならいいと351MHzで話していたら、上にいる人から20時から21時の間は430MHzでの実験のスケジュールは入れていないからとこちらに配慮して頂いて、結局山頂の駐車場を使う事になりました。
Nボックスの後ろにステップワゴンを止めて、そこでポールを7メートルまで伸ばして、1kgのアンテナを載せていますから、けっこうこれが限界の長さでしょう。
その日は無風という事もあって、風が強かったら3メートルか4メートルが限界でしょうが、アマチュア無線家の方の配慮でいつも通りの飛距離で実験が行えました。
そうは言っても花火大会の時は見物客で上の駐車場が使えないために年念のために自分は中腹の駐車場で車載アンテナで山頂との感度差を調べていました。
40センチのアンテナと95センチのアンテナを右と左に分けて付けていたのですが、何故か短い40センチの方がよく届く場所もあり、2台の無線機からこちらが聞こえたりあっちが聞こえなかったりと、不思議な現象がおきましたが、これはアンテナの打ち上げ角と言って、長いアンテナは横に長く電波が伸びて、短いカンテナは斜め上に電波が飛ぶから遠くまで届かず、何かの影響で打ち上げ角が高い方が飛ぶ事もあるので、まれに短いアンテナの方が飛ぶ事があります。
自分が高校生の時は歩きで山に登っていましたが、リュックの中に無線機と自作のアクセサリーを入れて1時間ぐらい歩いていて、中で揺れてもハンダが外れないハンダ付けを心がけていたのが、これが今のカーオーディオの振動でも割れないハンダ付けに繋がっていて、実際には全く将来など意識していなかった高校生の時の実験が、今のカーオーディオの仕事に役に立っているなと、立木の中で実験していてふと思い出しました。
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ドライブ | 日記
Posted at
2023/09/12 09:36:55