今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのハイエースです。
オーディオレスのお車にディーラーオプションのナビオーディオが装着した状態で入庫となって、プレミアムベーシックの取り付けと、ドア防振の作業などを行っています。
自分が到着した時には純正ナビは取り外してあったので、インパネを分解してピュアディオブランドのPSTケーブルをフルレンジを4本通している写真を掲載します。
まずドアの内張を外すと、黄色いエッジの純正スピーカーが見えて、これがマグネットが薄い割にやたらと低音が出るスピーカーです。
今回は違うスピーカーを取り付けるために外して、2枚のインナーパネルも外して何も貼ってない外板裏にベーシック防振の施工を行います。
響きの中心と周波数を見つけて、響きの周波数に合わせて共振点の違う4種類材質を貼り合わせます。
貼り方に工夫をしていますが、同じ材質を近くに貼ると振動が取れにくくなるので、なるべく同じ材質は離れた場所に貼る様に工夫をしています。
ベーシック防振が終わったら内側の鉄板の弱い部分に金属シートを重ね貼りして、金属の高い響きを抑えています。
外した内張には粗目を付ける下処理を行って、セメントコーティングの施工をして、軽い響きを抑えます。
セメントコーティングが乾燥したら、ドアの中ほどにアウターバッフル用の穴を空けて、表にアウターバッフルを組み付けます。
組み付けたアウターバッフルは内側を金属リングで繋いで、その上にセメントコーティングを行って合成を上げるのと、表面に粗目を付けて後ろに回った音を拡散させています。
車室内からPSTケーブルのフルレンジタイプを引いて来て、後はミッドスピーカーを装着するだけです。
純正よりもかなりスピーカー位置が高くなったので、ハイエースで耳に聴こえ難かった中音域がかなり改善されるでしょう。
ダッシュにはJU60用のワイドスタンドを製作して、一度宇部店に送って表面を植毛塗装して仕上げました。
お仕事用のハイエースですが、かなり凝ったシステムを取り付けています。
今日の所はここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。
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Posted at
2024/01/14 13:30:44