今日から2月が始まりました。
毎年2月になると同じ様な事を書いている気がしますが、2月は1年の中でも1か月の日にちが少なく、そのため売り上げがギリギリのところで足らなくて、倒産する会社が多い月です。
当社は1982年に『カーオーディオ専門店オーディオボックス』として開業して、2001年に『サウンドピュアディオ』という店名に変更しました。
その1990年代のオーディオボックスと名乗っていた時に、1年の中で日にちが少ないはずの2月が一番売り上げが多かった事が2回もありました。
なぜ日にちが少ないのにそんな事が起こったかというと、当時はカーオーディオは大手カー用品店の2大チェーン店が『ひな壇』と呼ばれていた製品の大量展示を行っていて、更に12月になるとボーナスセールや、1月に正月セールを行って、多くの方が自分の車に後付けのカーオーディオを取り付けられていました。
しかし量販店も一気に仕事が入って来るので仕事が荒くて、接触不良やスピーカーのプラスマイナスが逆に付けて音に迫力がないなどの問題が多発して、当店に「何か追加で商品を買うから付け直して欲しい。」というお客様が沢山来られて、それが口コミで「あそこの店が追加商品を買ったら取り付けをやり直してくれる。」という話で沢山来客があったのが2月でした。
ただえらく口コミが広まっているなと思ったら、量販店が面倒になったら「あそこにカーオーディオの専門店があるから・・」と言っていたそうで、自分でやり直しよりもあそこならいくらかの製品を買えばやり直すだろうと、ある意味なめられていたのが、それもつもり積もればとんでもない作業量になっていたのが1990年代でした。
しかしそんな事が長く続くはずもなく、どんどん量販店でカーオーディオは売れなくなって来て、「面倒だから純正でいいや。」となって、自動車メーカーの純正オーディオやナビが一気にシェアを広げていったのでした。
そんなカーオーディオ業界の栄枯盛衰を思い出すのが2月で、あのひな壇の大量販売が一時的に業界を盛り上げても、最終的には市場を狭めただけの幻みたいなものだった、と確かに忙しかったものの、地獄の様なやり直しのオンパレードでした。
今日も朝のブログを書き込む前にお友達のブログをチラッと読んだら、「今日から2月です。」という書き込みがあちこちで見られて、その時に「2月がくーれば思い出す♪」と、「夏が来れば思い出すー♪ 遥かな尾瀬遠いそらー♪」のメロディーに乗っけて頭の中をよぎりました。
そこで「あれっ?この曲のタイトルは何だったかな?」とふと思い、「遥かな尾瀬」だっつたのか?、「夏が来れば」だったか?、それとも「遠い空」だったのか分からなくなりました。
今はネットという便利な物があって、調べたらその曲は『夏の思い出』と分かりました。
月初からしょうもない事を書き込んでいますが、実は今年の1月はみんカラブログが最高のアクセス数を達成しました。
なぜ最高数になったかは分かりませんが、何かが原因である日突然アクセス数が爆上がりして、その理由がいまだに分かっていません。
そんなこんなの井川ブログですが、2月もよろしくお願い致します。
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Posted at
2024/02/01 17:29:35