今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、日産のノートeパワーです。
日産純正の2DINデッキを取り外して、カロッツェリアのDEHー970の1DINデッキを取り付けて、ベーシックパッケージとベーシック防振のWパッケージの作業を行いました。
純正の16センチスピーカーはそのまま使用して・・
ダッシュの上にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを、スタンドを使って適切な仰角と振り角を付けて取り付けます。
グローブボックス下に比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンの4ピースのユニットを取り付けて2WAYの状態で鳴らします。
ドアは内張と防水シートと純正スピーカーを一度取り外して、何も貼ってない外板裏に共振点の違う4種類の防振材を貼り合わせます。
ドア内は指ではじいて響きの中心と周波数を調べて、合計8枚の防振材を貼りますが、今回は3枚を2分割して貼ってあるので、今回のドアでは11ポイントの響きの中心を抑えています。
また防振材の散らし方にもコツがあり、丸の防振材はなるべく離れた位置に取り付けて、近くに付ける事で同じ周波数を減衰し過ぎて音が詰まってしまうのを防いでいます。
更に丸型の防振材の表には独特の模様が付いていて、これで振動が表を通過するのを防いでいます。
同じ年式の型式のノートは宇部店と福岡店で各一台づつ持っていて、ピュアコンの値は既に出ているのですが、同じカロッツェリアでも楽ナビと1DINデッキで音の傾向が違うので、ピュアコンの値を少し変えてなるべくイコライザーで合わせなくても音が滑らかに聴こえる様に工夫しています。
実は以前はノートのガソリン車も持っていて、同じボディーのノートを3台持っていましたが、そこに甘んじる事無く音のチューニングにはこの組み合わせ専用で考えてピュアコンの値を選びました。
詳しく書くと楽ナビで合わせた値では音が薄くてキャンキャンした感じがして、それをイコライザーだけで下げてレベルを合わせると音の艶が無くなってしまうので、ピュアコンでややインピーダンスを高めに設定して、音に重みと艶を与えるという考えで値を選びました。
シンプルなシステムでも限界まで生音・生声に合わさせて頂いています。
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Posted at
2024/02/11 13:02:06