今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタの86です。
カロッツェリアのサイバーナビに、ナカミチのアンプとスピーカーが付いていたところからのシステムアップの作業を行いました。
ドアスピーカーはナカミチのSP-S501の13センチミッドを一度当店でアウター化したのですが、今回ピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換しました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-30Jを取り付けて、純正のスコーカー位置の内側のモノラルっぽく聴こえる場所でなく、一番端に寄せてステレオ感が得られる様にしています。
トランクルームには元々ナカミチの100PAとサブウーファーが付いていたのを、アンプの手前にピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けて、ウーファーとフロントスピーカーの分解度を上げて・・
ウーファーはピュアディオブランドのMX-10SPに交換して、音に張りと重みを出しています。
フロントの2WAYスピーカーの高音と中音はグローブボックス下のピュアコンで分割してインピーダンスを調整して、今回はブラックボックス4連でベークライト板付の豪華版のコイルを使用しています。
この6点で支持されているコイルは、ベークライト板に当たる部分にやすり掛けしてあって、全てのポイントに均等に力がかかっていて、上質な銅線の性能を限界まで表現しています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、サイバーナビの調整とピュアコンの値合わせを行います。
まずはタイムアライメントは最初から最後まで全てゼロのまま使用して・・
イコライザーのみで音調整を行います。
ピュアコンの値は自分が運転席で音を聴いて、ツイーターのレンジを広くしたり狭くしたり、コイルの巻き数を増やして減らしてと助手席側からあれこれ交換してもらい、自分は運転席から動かずに音調整を行っています。
最終的にブラックボックスが4個目で、ツイーターアシストユニットが3個目で、コイルは5個目でこれ以上生音・生声に近づかないという組み合わせになったので、そこで音調整を終了しました。
86のドアスピーカーの位置は高い所にあるので、ミッドの上の方の周波数が耳に入りやすいために、あらかじめいつもより巻きの多い物を用意して来ました。
一番巻きの大きな物より少し下の巻き数がピッタリマッチングしたので、これが市販のネットワークで巻き数が変えられない物だと合わない状態を無理くりイコライザーで合わせるのか、それとも当社では使わないタイムアライメントで合った様に見せかけるのか、昭和50年代から本当に音を合わせようと思えばコイルの巻き数を細かく合わせないと車では正確な音は表現出来ないと言われていた事を、サウンドピュアディオは未だに守り続けています。
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Posted at
2024/06/15 10:19:41