今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、日産のノートオーラNISMOです。
日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、JU60ツイーターとZSP-LTD15を使ったフロント2WAYのハイエンドスピーカーを取り付けて頂いていたところからのシステムアップの作業を行っています。
メーカー純正のディスプレイオーディオはRCAの出力が出ていないので、ピュアディオチューンのハイローコンバーターの、ステレオ用をモノラルにしてパーツを大型化してる製品を使って元の音のイメージを崩さない様にRCA化しています。
アンプを取り付けるのはラゲッジルームで、まずはカバーを全て外して純正バッテリーをボッシュのAGMタイプの輸入車用に交換します。
ノートオーラはルノーと共通部品を使っているので、ここは国産車用バッテリーではなくて輸入車用バッテリーになります。
バッテリー交換後にカバーを組み付けて、床に板を敷いてナカミチのPA-2002のチューニングバージョンを取り付けました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオのサウンド設定と、グローブボックス下のピュアコンの値を変えて音調整を行います。
調整を行っていて、ダッシュにマットが貼ってあるので高音が吸音されていて、いつものパターンとは違う値で探りを付けていて、何度も交換したりディスプレイオーディオのパターンを変えて音を追い込んでいました。
ある程度まとまったところで、このレベルではお客様に出せないという事で、どこが変だか解析してやり直す事になりました。
ピュアコンもこれまでの値を何度替えても良い当りが出なくて、これまでに一度も使った事の無い値が必要なので、何種類か作って付けてで試聴を繰り返します。
以前キックスでダッシュにマットが付いていた時もかなりの時間をかけて、最終的にお客様に満足して頂ける出来に仕上がったので、どこかの組み合わせにピークポイントというか、音の良くなるツボが隠れているはずです。
という事で、今回は前編という事で、どの様な対策を行ったかは『後編』でお届け致します。
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Posted at
2024/06/28 10:55:55