もう3年近く毎週土曜日の夜に山陽小野田市の竜王山を使った351MHzのデジタル簡易無線の実験を行っていたのを、今年の5月5日に宇部市で行った全体ミーティングで偶数週は大分県に担当してもらう事にルール変更して、今は奇数週だけの担当になりましたが、今考えたらよくほぼ毎週移動していたなと感心しています。
先週は第四土曜日で大分県側が当番で、自分は自宅でハンディートランシーバーにコメット製のスタンドを付けて、更にダイヤモンド製の外部スピーカーと、アルインコの外部マイクと、バッテリーを外して外部電源を取るアダプターを付けて、これなら車載機の方がかなり安いのでは?という組み合わせで、大分県速水郡日出町経塚山からの電波を待っていました。
ちなみに割高でもこのシステムにしている理由は、車載器のアルインコのDRーDPM60はハンディー機のDJーDPS70に比べて世代が前になり、受信感度がほんの少しだけ70が良いという事で、それで70のハンディー機にオプションを加えて車載機的にして使う手法を取っています。
実験は土曜日の20時ちょうどからスタートするのですが、大分県側からラインが来て雷でアンテナが立てられないとの事で、7分遅れていつもよりは弱い電波でスタートしました。
いつもは固定アンテナを使ってメーターが9ぐらい振るのが、先週は4でした。
だいたい21時過ぎにいつも実験が終わるのが、その前ぐらいの時間では雷が止んだのか、ラインでアンテナを立てた写真が送られて来て・・
車載アンテナでの写真も送られて来て、アンテナの長さが1メートルと1・8メートルの差で2デジベルプラスで、更に高さの違いでメーターが倍以上振るか振らないかの設備の威力です。
運用を行っているのは全員社会人ですが、こういう実験でのデーターが欲しい学生さんも今は数が減ったと言っても少しはおられて、自分の様な技術者を増やすためにこんな実験を行なっています。
ブログ一覧 |
世間話 | 日記
Posted at
2024/07/30 14:16:05