今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのカローラクロスの続きです。
ドアの内張は一度吸音フェルトを外した後に表面のツルツルではコーティング剤が乗らないために、粗目を付ける下処理を行ってからコーティング剤を塗り付けます。
意図的に厚い薄いをランダムに作りながら塗って、ドアが重たくならない割に防振効果を高めています。
表面が茶色になって完全に乾燥したら、吸音フェルトを元に戻して、吸音フェルトの手前でかなりロードノイズを抑えているので、かなり静かなドアで断熱性も高めています。
今回はベーシックパッケージではないので、純正の16センチスピーカーは取り外して・・
16センチを13センチに変えるインナーバッフルを製作して、裏に金属にラミネート加工を施した取り付けて、雨に濡れるのを防いでいます。
何も貼ってなかった外板裏には、4種類の共振点の違う材質を10カ所に貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに落として、同じ材質を大量に貼る防振と違ってスピーカーの音の響きが妙にブーミーに強調されている部分がありません。
つまり本来の音色に合わせるために複数の材質を組み合わせて、どこにどの材質を貼るかというのがチューニングの肝となっているのです。
外板裏の防振が終わったら内側のインナーパネルを取り付けて、内張を元に戻せばドアの作業は完了です。
電気的な作業ではディスプレイオーディオの音信号をグローブボックスを外して取り出して・・
Aピラーを外してピュアディオブランドのPSTケーブルのツイーター用を根元まで引いて行きます。
今回はラゲッジにサブウーファーを取り付けるので、バッテリーから電源を取り出して、ウーファー用のパワーアンプまで送って行きます。
今日のところはここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。
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Posted at
2024/11/01 10:27:34