昨日の夕方ラジオに関する事を書き込んで、夜家に帰って読み返してみたら肝心な部分を書くのを忘れていました。
それは土曜日の18時からの放送のファミリーディスコの前か後に流すサウンドピュアディオのCMについてで、今流れているのがベーシックパッケージ編とZSP編の2つがありますが、今度新しく『プレミアムベーシックパッケージ編』のCMを制作しました。
最初にアナウンス部分を録音して、それからBGMを入れるのですが、いつも曲は著作権フリーのお金がかからない曲を使っています。
先日広告代理店の方が宇部店に来られて、どの楽曲が一番良いかと聴き比べていたら、その中の1曲が1980年前後のあるディスコの曲にそっくりなんです。
ディスコ番組の前か後に使うCMだからピッタリと思う方もあるかも知れませんが、あまりに似すぎていて、それでいて何の曲か思い出せなくて意識がそっちに行ってしまい、全く言葉が頭の中に入って来ません。
逆に「CMの中の曲は何に似ているでしょうか?」とクイズに出来そうで、でもCMとしてBGMが単調な方が言葉が頭の中に入りやすいので、シンプルな楽曲で放送する事にしました。
昨日のブログでは最後にこの事を書こうと思っていたのを、すっかりと忘れて文章を締めくくっていました。
今日もタイトルがラジオの話なのでもう少し書き込むと、ラジオという言葉は『ラジオ放送』から放送を取って、ラジオという言葉だけで一般的にはラジオ放送の事を言っています。
元々ラジオ単体の言葉は電磁波を使った通信や操作の事で、よくラジコンと略されているのは『ラジオコントロール』といのが正しくて、電磁波=ラジオの分かりやすい例です。
自分が小学生の頃は『ラジオ治療』というのがあって、子供ながらに「ラジオで綺麗な音楽を聴いてリラックスする治療の事かな?」と思っていたら、患部に電磁波を当てる治療の事でした。
小学生も高学年になるとラジオとかカセットレコーダーとかに興味が出て、ソニーとかパナソニックのカタログをもらって来て、隅から隅まで読んでいました。
そのカタログの中に『市民ラジオ』という2万円から3万円する製品がって、「市民ラジオって、これを使って素人がラジオ番組を作るの?」と思っていました。
実際には27MHzで出力が0・5ワットのトランシーバーで、その規格が決まった頃はまだ電波の事はラジオと表現していた様で、いつの間にかラジオ=ラジオ放送となった様です。
そのラジオ放送は小学4年生の時に親が山仕事で使っていのトランジスタラジオを勝手に家で聞く様になって、当時はAMラジオが主流で、山口県と福岡県の番組を聞いていて、福岡県から届くベスト50だったか、カウントダウン番組を聞いていました。
小学5年生の誕生日の少し前に欲しかったソニーのラジオカセットを親から買ってもらって、あこがれのFM放送を聴いたらNHK・FMしか放送していなくて、クラッシックとバロックと能と詩の朗読など、AM放送より音が良いのに自分好みの音楽は流れていませんでした。
そんな役に立たなかったFMラジオは、ワイヤレス機能を使って、近所の友だちのパナソニックのラジカセに電波を飛ばして、トランシーバーごっこやDJごっこを始めました。
ある日ワイヤレス遊びをしていたら、80MHzのこれまで何の電波も出ていなかったところに歌謡曲やフォークソングが流れだして、それがFM福岡の開局前の試験放送でした。
NHK・FMだけの退屈な毎日から、民放FMが開局して夢の様な毎日で、ただ残念なのはFM福岡の北九州市の皿倉山の電波が美祢市にはよく届かず、屋外なら良く聴こえても雨の日の室内でノイズまみれのFM福岡は憂鬱な雨の日を更に憂鬱にして、雨の日でも綺麗な音で音楽が聴ける様に電波の波長というものに興味を持ち、何MHzに何波長で同調させるという技をおいおい身にました。
1970年にそんな苦労して受信していたFM福岡に、36年後の2006年になって、まさか出演したりスポンサーになって、社屋に出入りするとは、当時の井川少年は微塵にも思っていませんでした。
そんなこんなのラジオの話ですが、昨日に続いて書き始めると話は思わぬ方向に逸れるので、今日はこの辺で終わりにします。
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Posted at
2024/11/24 17:57:21