今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ホンダのシビック・タイプRです。
ホンダ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、前後のドアのベーシック防振と、フロントのセメントコーティングの、4thパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を4枚外して、防水シートも剥がして、何も貼ってない外板に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
シビックのドアの中は構造が入り組んでいて、カーン!という高い響きの部分が多いので、金属の多重構造の防振メタルを多めに使用しています。
リアドアもベーシック防振を行って、防水シートは吸音材を含んでいるタイプなので、サービスホールを塞いだのに近い効果があります。
フロントの内張にはセメントコーティングを行って、ちょうどひび割れを起さない様に入れているたわみを持たせる成分が乾燥して、青白い色から茶色に変わっているところです。
防振作業が終わったら音質と静粛性と断熱性が上がったプレミアムなドアに変わりました。
純正のドアスピーカーはそのまま使用して、ツイーターはダッシュに後付けしたJBLのP560Cのツイーターを使用して、中級クラスぐらいの音質になる2WAY構成となりました。
そしてグローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、その上にオプションのSSFを含めた6ピース構成のピュアコンを取り付けて、純正の16センチスピーカーとJBLツイーターの音の調整を行います。
これまで取り付けた普通のシビックとは全く値が違って、タイプRでも年式が1年違ったら音の傾向が少し変わっていて、これまでのタイプRの値をスタートしてあれこれと値を変えて、ブラックボックスが5個目で、コイルは4個目で今回のタイプRの特性にピッタリ合う値に辿り着きました。
エンジン音やマフラー音に負けない様にバスを1クリック上げて、シビック・タイプR作業は終了しました。
音質・静粛性・断熱性がアップした、他とは違う特別なシビック・タイプRが完成しました。
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Posted at
2025/04/04 10:31:09