今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのヤリスです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、既に3WAYのシステムが装着してある状態から、防振の追加作業を行いました。
リアドアにセメントコーティングがされていなかったのでセメントコーティングを追加して、更にラゲッジサイドにもセメントコーティングを施しました。
ツルツルの内張裏を4枚粗目を付ける下処理を行って・・
意図的にランダムに厚い薄いを作りながら塗り込んで・・
青白いコーティング剤が段々茶色になりながら乾燥するのを待ちます。
乾燥を待つ間にリアのハッチ内にベーシック防振を加えて・・
リアサイドにもベーシック防振を加えます。
内張りが完全に茶色になって乾燥したら、一度剥がした吸音材を元に戻して、車体に取り付けます。
リア周りの剛性が増したので、25センチウーファーの音が周りに逃げていたのがけっこうしっかり鳴って、フロントスピーカーが負けて来たのでウーファー用のアンプの蓋を取って調整を行いました。
フロントスピーカーはドアにZSP-LTD15をインナー取り付けで・・
ダッシュにJU60ツイーターで、アンプはディスプレイオーディオの内蔵アンプで鳴らしているので、ウーファー用のアンプで前後のバランスを取る様になります。
最後にディスプレイオーディオの3トーンを調整して、車1台で3WAY構成のシステムのリア防振の追加作業は完了しました。
本来はリアからのロードノイズを抑えるための防振作業でしたが、ウーファーによるリア周りの微妙な響きがほぼ無くなり、オーディオ的にも締まった低音で、かなり解像度が上がったシステムとなりました。
自分は作業内容を知らされずに福岡店に着いて直ぐに音調整に入ったのですが、下回りの響きが抑えられた様な気がしていて、実際にはリアサイドの防振で下からの響きが減っているのと、お客様がエーモンのフロア防振材を付けておられたので、それで下の響きが違うと感じていて、普通のフロア防振とも効果が弱いので、てっきりフロア防振をしていない状態でフェンダーの樹脂部分の防振をしたかと感じていました。
後で内容を聞いて、「そういう事だったのか!」と知って、逆に自分の耳は下がったレベルをきちんと判断出来たと安心しました。
1週間前に受けた人間ドックでも、聴力の検査はしっかり全て聴き分けが出来たので、今の所耳の方は健全な状態です。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2025/05/03 10:22:05