今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業からトヨタのシエンタです。
トヨタ純正の大型ディスプレイオーディオ付きのお車に、フロント2WAYのハイエンドシステムを取り付けています。
システムは前に乗られていたお車からの移設で、これまでは社外の製品を取り付けておられたので、初めての純正ディスプレイオーディオを使ったシステムです。
まずは純正の状態の音を聴いて、FMラジオから聞いてみると、前日自分が生放送で喋っていたスタジオからの放送の時間で、勝手知ったるスタジオの音で聴いた後でデジタル音源で音楽を聴いてみました。
お客様はバスを1クリック下げて、フェダーを1クリックフロントに振っておられて、全てセンターでは音がこもって聴こえたのでしょう。
それでいて変な強調はしてないので、もうピュアディオの音に慣れておられる様です。
自分の試聴が終わったら井川家長男がスペアナで測定を行い、モノラルではありますが、20ヘルツから20キロヘルツまでの音の強弱を記録します。
作業はまずは防振から始めて、フロントドアとリアのスライドドアの内張を外します。
外した内張の裏は粗目を付ける下処理を行って、意図的にランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティング剤を塗って行きます。
今回は内蔵アンプの出力ではなくて、パワーアンプを取り付けるフロントハイエンドシステムで、アンプの電源を取る電装品用のバッテリーはラゲッジ下にありました。
ディスプレイオーディオにアンプを繋ぐ方法は5つあって、パワーアンプに内蔵のハイローコンバーターを使用して鳴らす方法と、アンプ内蔵のDSPの内蔵ハイローコンバーターを使う方法と、市販のハイローコンバーターを使う方法と、市販のハイローコンバーターの内部をチューニングして使う方法と、ピュアディオが一から製作したコントロールコンバーターを使うかの5種類で、その中で最も音のクオリティーが高いというか、音の忠実度が高いコントロールコンバーターを使ってパワーアンプを鳴らします。
今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。
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Posted at
2025/05/04 10:13:29