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ピュアディオいがわのブログ一覧

2025年12月04日 イイね!

スズキ・キャリー カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車からスズキのキャリーです。

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スズキの純正オプションのケンウッド製のCDチューナーが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、パワードのサブウーファーの取付を行いました。

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キャリーはドアスピーカーが付いていない車種なので、ダッシュの10センチスピーカーで音楽を鳴らしています。

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純正の10センチスピーカーからカロッツェリアのコアキシャルスピーカーに交換されていましたが、ツイーターは鳴らなくして使うので、逆に純正のフルレンジの方が音が自然なので、元に戻してからJBLのツイーターを加えました。

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このスズキのダッシュ用のスピーカーはマグネットは大きく、金属のフレームなのでしっかりした造りです。

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純正のスピーカーはやや前向きに付いているので、なるべく中音に近い音域までツイーターで鳴らして、純正スピーカーには巻きの大きいコイルを入れて、周波数レンジの上の方を狭くして、ガラスの反射の影響を受け難くしています。

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ツイーターはJBLの508GTIの物で、ワイドレンジで能率が高いアップグレードツイーターです。



パワードのウーファーはミューディメイションの25センチサイズで、キャリーは仕事で使われて助手席に人が乗られる事はほぼ無いという事で足元に付けています。

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ピュアコンはブラックボックスを7個目で固定して、コイルは6個目で固定して、7×6で42通りの組み合わせの中で30通りぐらいは聴き比べを行って最も生音・生声に近くなる組み合わせで上にカバーを取り付けて見えなくしました。

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ケンウッドのデッキの中の調整は音を強調する機能は使わず最低限にとどめて、ナチュラルさを重視したセッティングで終了しました。

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自営業のお仕事用の車のために乗っている時間が長く、今回オーディオに手を入れられて、更にお客様はサックスを趣味で演奏されていて、ピュアディオの推奨商品と推奨セッティングにはとても満足して頂けました。

Posted at 2025/12/04 11:09:10 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年12月03日 イイね!

デモカーのカローラスポーツが完成


宇部店と福岡店を行ったり来たりして、ちょこちょこと作業を進めていたカローラスポーツのデモカーは、遂に完成の域に入りました。

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トヨタ純正の初期型のカローラスポーツのパネルを使って3DIN化して、アルパインの11インチのビッグ✕に下段にナカミチのCDー700KKという仕様で、このためにカローラスポーツという車種を選択しています。

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ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーMIDを装着して・・

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ツイーターはワイドスタンドを製作してJU60のブラックを装着して、フロント2WAYのハイエンドの組み合わせになっています。

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それにプラスしてラゲッジの床に25センチサイズのエンクロージャーを埋めて、その横にプロセッサーやパワーアンプを取り付けて、フルシステム化してあります。

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頑丈なグリルをはめ込めば、普通に荷物が積めるラゲッジとして使えます。

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ビッグ✕とCDー700KKはアナログとデジタルの2系統で繋がっていて、アナログ接続ではピュアディオ独自のコントロールコンバーターを通して高音質で送っています。

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ビッグ✕のイコライザーはCDー700KKに繫いだ時にフラットになる様にセッティングして、リアにピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが付いているので、最終的にそこでデジタルとアナログ信号を統合してもう一度イコライジングを行っています。

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昨日は自分が運転して専務が助手席に乗ってテスト走行を行って、お客様から音楽を聴いていて走行中に音が切れるというお話を頂く事が多く、それがシステムの接触不良なのか、通信によるもpのなのか分からず、お客様と同じシステムを組んでテスト走行を行って原因を調べるために走りました。

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どうもたまにプチッ!と音が切れるのは、通信の僅かなエラーによるものではないかと考えられます。

何度ユニットやケーブルを替えても同じ症状が出るらしく、接触不良によるものがゼロではないにしても、通信を使うもでは受信のエラーぽい様です。



今回使用したコントロールコンバーターは赤ラベルでしたが、最近必死でコントロールコンバーターを製作して、各色2個づつの目標が青とオレンジは3個在庫があり、少し前のタイプのトヨタのディスプレイオーディオ用の青と、少し前のタイプの日産のディスプレイオーディオ用のオレンジは念のために3個在庫しています。

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数を作りながらも数日前のブログで書いている厳しいトランスのペアリングを行って左右の音がピタッと合う高性能で、欲しいと思われた時に直ぐに取り付けられる様に努力しております。


現在はベーシックパッケージから派生するシステムを数多く販売していますが、20年以上お付き合いがあるお客様に対応したフルシステムのデモカーもご用意致しました。

Posted at 2025/12/03 11:24:39 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年12月01日 イイね!

ホンダCR-V カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのCR-Vです。

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ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業をされているところからの、システムアップの作業で入庫となりました。

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防振が鉄板裏だけだったのにプラスして、内張のセメントコーティングを行うためにマスキングして、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行ってからコーティング剤を塗ります。

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規則性を持たないランダムに厚い薄いを作りながら塗って、時間をかけて乾燥させた後にドアに組み付けます。

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ドアに付いていたホンダ純正の16センチスピーカーは、13センチサイズのピュアディオブランドのZSPLTD15をインナーバッフルを製作して取り付けて、グリルのなからZSP独自の黄色いケブラーコーンが見えています。

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ダッシュの上のツイーターは最初はATX25だったのを、周波数レンジが広くて能率が高いJBLの508GTIのツイーターに交換しました。

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グローブボックス下のピュアコンはツイーターとドアスピーカーの交換でフルに替えて、この方式のCR-Vは純正のツイーターとドアスピーカーが別なアンプで鳴っているマルチアンプ方式なので、ツイーターにブラックボックスを、ZSPにはベークライト板付のコイルとSSFを別々に配線して、いつもとは違う方法で結線しています。

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そのため音調整にはかなりの時間がかかって、ブラックボックスは6個目で適正に当り、コイルは5個目でSSFは3個目で適正に当り、組み合わせで言うと6×5×3の90種類で、全ての組み合わせを聴いていないにしても、40種類ぐらいの組み合わせを聴いて比較して、最も生音・生声に近い組み合わせを選びました。

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おそらくこれから先の車はこういったパターンが増えて来るので、固定した値のコイルやコンデンサを使ったネットワークを使ったスピーカーでは、トーンコントロールやイコライザーを大きく動かして荒い音になってしまうので、コイルやコンデンサの値を微妙に変えてトーンやイコライザーは最小限にしか動かさなくて、滑らかな音を再生させるピュアコン方式の需要は増えてくるでしょう。



自分の調整用CDとお客様のSDカードの音源とFMラジオを使って音調整を行って、自分が2回お会いした事がある女性ボーカルの方の楽曲が入っていて、実際に生の声を聞いた時の事を思い出しながら調整を行いました。

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イコライザーはプラスに2カ所1クリックと、マイナス方向に2カ所1クリック動かしたところで終了して、お客様に納車致しました。

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マルチアンプの複雑な方式でも、ピュアディオの分割式パッシブネットワークのピュアコンで、その車に最も適したシステムを完成させる事が出来ました。

Posted at 2025/12/01 09:52:27 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年11月30日 イイね!

ホンダ・オデッセイ スピーカーの音質アップ その3


今日ご紹介する1台は、一昨日宇部店で納車させて頂いたホンダのオデッセイの続きです。

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作業が終わってお客様に作業の前後のスペアナのモノラル測定の画面をお見せするのですが、これまでこの画像は一度もブログで紹介していませんでしたが、今回分かりやすい事例があったのでここでご紹介します。


まず入庫時のスペアナデーターで左が低音で、中側が中音で、右側が高音になります。

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低音が下から2バンドほどほとんど聴こえておらず、高音は落ち番上のバンドが聴こえずに、その次のバンドは6割程度で、音楽の一番上と一番下が欠けている状態です。



そしてJBLツイーターを使用したべーシックパッケージにフロント2層とリア1層の防振を加えた後のグラフで音楽の両端が出る様になって、かなりフラットなグラフになって来て、かなり良い状態に仕上がりました。

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ただ低音の真ん中の方が出過ぎているバンドが2カ所ありますが、ここはイコライザーで無理に下げると音楽として不自然な音色になるので、1クリック以上は下げませんでした。



その2バンドが上がっている原因はドアの防水シートに貼ってあるゴムの吸音材で、スピーカーの後ろに回る空気をブロックして音圧が上がっても、ゴムが太鼓の様になって2バンド分の周波数が膨らんでいます。

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完璧をお求めると吸音ゴムの下側のサービスホールを金属シートで塞ぐと超フラットになりますが、ここまでされるのはどちらかと言えば上級者の方です。


それとネジ1本で取り付けてあり、プラスチックのフレームの純正の16センチスピーカーは一般的に音が悪いと言われていますが、防振でここまでフラットな音が出るという事は、見た目に反してかなり優れたスピーカーで、ピュアディオが純正のドアスピーカーをそのまま使用するのはそのせいです。

今ドアに付いていてそのまま使える物は使う事で、低コストで良い音を出す事が出来ます。


それでも量販店でトレードインスピーカーを購入するとベーシックパッケージよりも安くてドアスピーカーとツイーターが付いて、パッと見そちらの方が安く感じられる方も多いのも事実です。

これまで音楽に関わる仕事をされている方が量販店でトレードインスピーカーを買われて、音に不満を持ってピュアディオに来店された方が多くおられますが、その理由はピアノの調律で基準になる音域がトレードインスピーカーではバッサリ下げて、それで車のドアでこもる音域を最初から出さない事で音をスッキリとさせるという、音楽的には明らかな禁じ手を使っているからです。

更にツイーター音域ではある部分を強調させて、音楽が分かる方からすれば明らかにおかしな音で、完全に調律がズレた楽器を聴く様なものです。


そのため本来の音楽に近い音を再生しようと思うと、よほどフラットに近く設計されたスピーカーか、逆に小細工をしていない純正スピーカーの環境を整えて鳴らした方がよっぽど音楽に精通された方を満足させる事が出来るという事になります。


もう一つ音を整える手法がピュアコンを使った音の交通整理です。

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オデッセイの純正スピーカーはドアスピーカーを全ての音域を鳴らすフルレンジという状態で、本来不得意な高音域まで鳴らしているので音がこもっているのと、防振無しでは内張や鉄板が震えて音が前に進もうとするのを邪魔するので、高音カットと防振でかなり音質が変わります。

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また純正ツイーターには高音以外が入らない様にコンデンサが1個付いていて、このコンデンサの質が悪いのと、コンデンサ1個では十分に中音域がカットされていないのと、コンデンサをハンダ付けする時に熱がそのまま伝わっているので、その部分でも音が荒くなっています。

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ピュアコンの中のコンデンサのハンダ付けではとんでもない数の放熱クリップを付けて、更にハンダ付けが終わったら直ぐにエアーで急冷却をかけて、音の滑らかさが失われない様に工夫をしています。

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もう一つピュアコンでの音質アップは音の制御をするコイルを機械巻した物ではなく、空の特注のボビンに一から手巻きで9メートルの無酸素銅を巻いている事です。

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大手メーカーでは透明のアクリルのカッコイイボビンを使いますが、ピュアディオでは硬いアクリルは使わず、ちょうど良い方さの物でコイルから発せられる微弱振動が外に逃げて、音にストレスがかからない様に工夫しています。




外付けのコイルは銅線が2・3メートルの場合が多いのですが、ブラックボックスの中のコイルはベーシックで9メートルを手巻きしていて、強いグリップを得るために4か所にニッパーで刻みを入れて滑らない様にしてあります。

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更に裏に貼ってあるケースに貼り付ける両面テープの接着面を出して、これで更にグリップを強くして、機械巻よりも強い巻きでムラの無い同じ長さの銅線でも高いインダクタンス値が得られる様に工夫しています。

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はがした両面テープはまた新しく貼り直します。


ベーシックパッケージという初心者用のセット商品でもここまでの手間と熱意を持って製作していて、それの結果が今回の様な素晴らしいデーターとなって表れたという事です。


普段はスペアナデーターの説明は宇部店では専務が行っていますが、たまたま同席して見ていたら、こんなに差が出ているんだと自分でビックリしたので、今回のオデッセイのブログは1回追加して3回目も書き込ませて頂きました。


オデッセイのお客様は今回が初めてのお付合いで、音の仕上がりには大変喜んで頂きました。

Posted at 2025/11/30 10:30:56 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年11月29日 イイね!

ホンダ・オデッセイ スピーカーの音質アップ その2


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのオデッセイです。

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ホンダ純正のギャザーズの大画面ディスプレイオーディオと思ったら、以外にもCDとDVDが再生出来るナビオーディオでした。

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作業内容はJBLの508GTIのツイーターを使用したベーシックパッケージに、前後のドアのセメントコーティングに、前のドアのベーシック防振の4thパッケージの作業を行いました。

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純正ツイーターはやや斜めになっていますが、ユニットの質と裏に付いているフィルターの質と、何よりもピュアディオ推奨の角度に比べれば大きく差があり、かなりの高音域の改善になりました。


フロントのドアは防水シートを外して、何も貼ってない外板裏を指ではじいて響きの中心と周波数を調べて・・

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4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせて、ドア全体が広い音域で響きを静める様に工夫してあります。

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特にゴールドの防振メタルでは、通常の柔らかい防振材では絶対に取れない高い周波数の響きを落としています。



取り外した前後のドアの内張りは、意図的にランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行い、振動が通過しなくてとどまって消える様に時間をかけて施工しています。

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今の季節はもう天日干しとはいかないので、遠赤外線ヒーターを使って乾燥させています。



防振作業以外では純正のナビ裏から取り出した音信号をグローブボックス下に送って、比重が高くて厚いMDF板を敷いた上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けて、純正の16センチスピーカーとダッシュのJBLツイーターに音域を中低音と高音に分けた後に4つのユニットに送りました。

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一般的に純正のドアスピーカーは音が悪いから使い物にならないと言われていますが、実際には高い周波数は伸びていないものの、中低音に関してはかなりフラットに設計されていて、ネジが1本止めでもかなり低音は出ています。

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このダイアトーンのナビはトーンコントロールとイコライザーが別々に付いていて、両方を駆使してピュアコンの値合わせを含めて3カ所で音調整を行いました。

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最後にイコライザーを5カ所マイナス方向に1クリックづつ下げて、最も生音・生声に近いと感じた所で音調整を終了して納車の準備に入りました。

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普通だったらベーシックベースの内容なので『その2』で終わるのですが、調整部分でなかなか興味深いデーターが取れたので、それを『その3』でお届けするので、もう1回続きがあります。


オデッセイのお客様には昨日納車させて頂いて、音の仕上がりには大変喜んで頂けました。

Posted at 2025/11/29 10:25:36 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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