今日は2度目の書き込みです。
本日ピックアップした1台は昨日の福岡店の作業からレガシィ・ワゴンです。
オーディオレス車で納車されてそのまま福岡店に入庫して、2DINスペースにはカロッツェリアの楽ナビを取り付けました。
スピーカーはドアにアウター・スラントのバッフルを製作してピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
一般的にアウターバッフルは平面のものばかりですが、その理由に内側の鉄板から何枚もバッフルを重ねて剛性を上げた物がいいアウターという神話が業界に長年あるからです。
しかしピュアディオの様に手前に振り角を付けて、更に斜め上に仰角を付けると構造が複雑になって隙間が出来てしまいます。
そこで剛性を取ってしっかりした音を再生するのか、それとも向きを理想的にして
中音域の解像度の高い音を再生するかの二者選択になります。
そこでピュアディオではスピーカーホールに金属のリングを入れて剛性と密閉度を上げて・・
更に金属の表面にセメントコートを施して粗目を付けて音の乱反射を防ぎ、金属プラスセメントのダブルの効果でしっかりした中低音の再生を可能にしています。
これでどちらか一つを我慢しないといけないという事が無くなりました。
実はサウンドピュアディオの本社がある山口県はセメントの生産が産業の主力商品で、セメントの剛性などを測る県の検査機関もあります。
X線照射などで出た検査結果を元に、この製品の素材の比率を決めました。
ドアスピーカーの次はダッシュ上にセットされたJBLツイーターについてですが・・
ドアスピーカーを純正を使用するベーシックパッケージではダッシュ上の中高音兼用のスピーカーの高音部をカットして中音のみにしてJBLツイーターに任せるのですが・・
今回はドアスピーカーがアウター・スラントで中音域が十分にリスナーにダイレクトに伝わるのでこの部分は外しました。
通常は3WAYで解像度をアップして所を2WAYでクロスポイントを減らす事でリアルな音を再現しています。
最後に楽ナビの7バンドのイコライザーを調整して音を追い込みました。
レガシィは夕方にピットから外に出て、熊本へと旅立ちました。
Posted at 2014/02/17 14:04:28 |
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