今日ご紹介するのは昨日の福岡店の作業からトヨタの200系のクラウンです。
こちらのお車は専用の異形パネルのナビオーディオが装着されていて・・
トランクに多チャンネルの車両アンプが付いています。
スピーカーのインピーダンスも各ユニットでバラバラで、この状態では普通に4Ωの
スピーカー交換を行っても良い結果は生まれません。
そこで登場するのが純正スピーカーにJBLツイーターとピュアコンプラスのベーシックパッケージで、その車種専用にインピーダンスや周波数特性がチューンされていますから安心です。
今回はベーシックパッケージからのバージョンアップのための入庫で、ドアを加工してアウタースラントの加工を行いました。
取り付けたスピーカーはピュアディオブランドの新製品『ISP-130』で、ピュアディオブランド初のインナー・アウターの両方の使用が出来るスピーカーです。
グリルはZSP-MIDと全く同じ物を使っていますが、中のコーンが黒か黄色で全然イメージが違います。
昨年の夏ぐらいにそれまで販売していたJBLのP560のミッドが予想の倍以上の売れ行きで倉庫から早く無くなってしまい、ピュアディオブランド15周年記念で来年発売予定で準備していたスピーカーを急遽1年早く発売する事になりました。
スピーカーの取り付けが終わったらナビオーディオをオンにして音楽を再生します。
クラウンは180系⇒200系⇒210系と全て3トーンで、どうしても調整したい音域と
トーンで動く周波数にズレが出て来て上手く行きません。
そこでグローブボックス下に組んであるピュアコンのパーツをあれこれと交換して各スピーカーの周波数レンジとインピーダンス、そしてレベルを調整します。
するとトーンの隙間の絶対に調整出来ない部分の調整が出来ました。
特にセンタースピーカーのチューニングはかなり絶妙で、鳴り過ぎれば邪魔で、かといってレベルを下げ過ぎれば左右のスピーカーの音だけでは物足りない感じになります。
絶妙なチューニングを行いました。
音調整では自分のCDの他にお客様がハードディスクに録音されている音源でも調整を行ったのですが、その中にMISIAさんと米米クラブの石井竜也さんの楽曲が入っていました。
このお二方は自分がどうしても直接お会いして生の声が聞きたくて、かなりあの手この手を使ってやっと会う事が出来た方でした。
そんな事を思い出しながら音調整を行っていたのですが、お客様に納車する時に音を聴いて頂いた時に、音の良さをとても喜んで頂きました。
苦労して色々なアーティストさんに会って生の声や生の音を聴いたからこそ表現出来た音で、お客様から褒めて頂くと今までの苦労が吹っ飛んだ気がします。
Posted at 2014/02/22 10:50:53 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン