今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からジャガーのXJです。
XJは以前に取り付けした事があったのでその時の写真をお見せして受注となりました。
異形パネルの専用オーディオを活かしてスピーカー交換とピュアコンの取り付けを行おうとしたのですが・・
何と前回のXJと車両のアンプのインピーダンスが違うんです。
しかも20%とか30%違うんじゃなくて倍半分も違っています。
見た目はほぼ同じでも年式やグレードによってインピーダンスが全く違っていて、スピーカーのマウントはそのまま合うものの、ピュアコンに関しては一から作り直しました。
前回はスピーカーはP560のミッドを使っていましたが、今回はそれよりもインピーダンスの高いISP-130を取り付けましたが・・
スピーカーのストロークがあるためにドア内のウレタンが鳴いてしまいました。
ピュアコン側でストロークの制限を付けたのですが、ジャガーのドアはグリルが下を向いていて制限をかけると不自然な音になりました。

近くで見るとこのぐらい斜めになっています。
そこでスピーカーの銘柄を最初からストロークの少ないJBLのPJ62Cのミッドに交換しました。
ただPJのツイーターはレンジが狭いのでツイーターはレンジの広いP560の物を使用しています。
おそらく上下PJを使ったらグリルが斜め下を向いているからツイーターとミッドの間に足らない音域が出来るでしょう。
このあたりがピュアコンを使って周波数特性とインピーダンス特性が自由に調整出来るからこそ出来る『シリーズ違いの組み合わせ』のメリットです。
何度もパーツの組み合わせを変えてジャガーの車両アンプの特性とドアの構造に合ったピュアコンの値が見つかりました。
追伸 音調整をしていたらどこか視線を感じると思ったら・・
この方から見られていました。

Posted at 2014/06/15 12:47:11 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン