今日ご紹介する1台は本日の福岡店の作業からホンダのヴェゼルです。
ホンダのディーラーオプションのギャザーズのナビオーディオにベーシックパッケージの取り付けを行いました。
まずはナビの周りをマスキングしてインパネとナビ本体を外します。
裏の純正カプラーから直接音信号を取り出してグローブボックス下のピュアコンに送ります。
ヴェゼル専用の周波数特性とインピーダンス特性にチューンしたピュアコンから純正のドアスピーカーとダッシュの後付けツィーターに信号を分配します。
かなり太くて上質なケーブルで信号を送っています。
ヴェゼルのダッシュに合わせたスタンドを使ってJBLの外ドームツイーターをセットしました。
ドアスピーカーはベーシックなのでホンダ純正をそのまま使用していますが、これが不思議とトレードインスピーカーに交換するよりも低音が出るんですよ。
逆に交換して低音が減って「しまった!」と思われる方も多い部分です。
そういえばべゼルの純正ツイーターはガラスの前に付いていますが、ここは音が発せられて直ぐに反射して、音のイメージが本来の音と変わるために使いません。
音色の正確さ重視のこのツイータースタンドは、ある意味機能美です。
そして全ての組み立てが終ったら純正ナビの音調整を行います。
工場装着ナビだとバス・トレブルだけですが、ディーラーオプションだとあれこれ調整機能が付いています。
入れれば音にインパクトが出るのですが、これ見よがしにわざとらしくなるので必要最小限に使いながら、それでいて生演奏に近いポイントを探りました。
ヴェゼルのお客様は自分が親しくさせて頂いている音楽事務所に所属のアーティストさんのファンで、デモカーの試聴の時に「その音源を作ったスタジオに自分は入った事があるんですよ。」というお話をしました。
アーティストさんやレコーディングエンジニアの方と自分が知り合いという事が今回の購入の決め手になったそうです。
Posted at 2015/03/14 17:28:58 |
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