今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から日産のエクストレイルです。
オーディオレス車にデッキとナビゲーションとスピーカーなどの取り付けを行いました。
このエクストレイルはクリーンディーゼルのミッション車で、現行が発売されてもディーゼル車は先代のボディーで生産され続けていました。
しかしもう生産が終了されそうだという事で、最後のMT車を購入されたそうです。
インパネは3DINあって、下からCD-500のピュアディオチューンの物とその上にサイバーナビのディスプレイ部分と、そのまた上にハードディスク部で3DIN分を使っていて、ハードディスク部はディスプレイを立ち上げるとちょうど隠れます。
次にドアの内張りを外して防振作業を行います。
ドアの外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せるベーシック防振を行いました。
リアドアにもベーシック防振を行いましたが、フロントがインナーパネルで覆われているのに対してリアはサービスホールが開いていますからリアのベーシック防振はかなり有効的です。
施工後実際に車を走らせてテストしましたが、ロードノイズをダウンさせるバランスが良かったですね。
そしてドアスピーカーはJBLのP560のミッドをインナーで装着しました。
JBLのPシリーズはP52⇒P550⇒P560と変わって来ましたが、この560の後のモデルは生産されないみたいです。
価格の割りに音がいいシリーズだったのに残念です。
次にツイーターですが、ダッシュの上に純正のツイーター位置がありますがここは音が悪いので使いません。
いつもだとピュアディオ製スタンドを使って・・という所を今回はワイドスタンドをワンオフで製作してJBLの外ドームタイプのツイーターを取り付けました。
ダッシュには三角2枚と四角二枚の防振メタルを貼って下から騒音が上がって来るのを防いでいるのと、ツイーターの音による微細な震えを抑える事で音質アップを図っています。
リアのラゲッジにはベーシックウーファーパッケージの20センチウーファーを取り付けています。
ピュアディオカタログではエンクロージャーが長方形ですが、車に合わせて正方形も選べます。
パワーアンプは助手席のシート下に取り付けていて、アンプの下の台はパッケージ価格にプラスしてのオプションになっています。
全ての結線が終わったら音を鳴らしてグローブボックス下のピュアコンのパーツをあれこれ交換して音決めを行います。
通常のツイーターとミッドの調整にプラスしてミッドとウーファーのバランスも取りますから時間がかかりました。
巻きの少ないコイルから・・
巻きの多いコイルまで数百種類ありますが、本当にマッチする値は多くのストックの中から1個だけですから、その一番いいマッチングを探すのに何度も交換を行って追い込みました。

Posted at 2015/03/22 12:31:56 |
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