今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業からBMWの3シリーズです。
セダンやワゴンは今までに何台も入庫していますが、初の5ドアハッチバックのグランツーリスモです。
今回はベーシックパッケージの取り付けとドアスピーカーとシート下のウーファーの交換を行ないました。
まずはダッシュ上にJBLのシルバードームのツイーターを取り付けます。
ツイーターは以前に乗られていたお車にベーシックパッケージで取り付けていた物を移設して来ました。
現行のBMWのドアスピーカーは上の方に約9センチの物が付いていますが・・
ここをナカミチのSP40と同じ材質を使った復刻版の3点止めのBMW用の物取り付けました。
このサイズのBMW用トレードインで高級タイプは世の中に沢山ありますがキレの鋭い物が多く、お客様はバイオリンを主に聴かれるという事で自然な音色の材質のこのモデルを選びました。
続いてシート下のウーファーの交換です。
ネジをはずしてシートを持ち上げ、床下のウーファーボックスを取り外します。
こんなに薄型のウーファーで、クラッシック音楽のオーケストラが一斉に鳴る部分では役不足です。
ワンオフでマウントを作り変えてJBLのP660の16・5センチのミッドバスを取り付けます。
このP660のミッドバスはJBLの同じ形の3WAYのパッケージ物のウーファーと表面積は同じですが、フレームの厚さとマグネットの厚さが違う別物です。
剛性・ストローク共に違いますが、その構造ゆえに付かないBMWのモデルも存在します。
今回は現行3シリーズのスポーツというグレードだったので付きましたが、ラグジェアリーのモデルではシートの底が厚みがあってマグネットと干渉するために付きません。
スピーカーの組みつけが終わって音は出たのですが、グレードの高いスピーカーは音が出てからなじむのに時間がかかるので、今日はエージングのみでまた明日以降調整にかかります。

Posted at 2015/05/30 19:00:01 |
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