今日ご紹介する1台は本日の宇部店の作業から、ホンダのフィット3です。
サイバーナビを取り付けた状態で入庫となって、最初にベーシックパッケージと防振の作業をして頂いて・・
その後ドアスピーカーをピュアディオブランドのISP-130に交換して頂いていました。
ドアにはアウター・スラントのバッフルも製作して頂いていたので、本日はドアスピーカーを同じ13センチのZSP-LTD15に交換してグレードアップを図りました。
ZSP-LTD15はミッド側のハイエンドの周波数がかなり伸びて、ISP-130のコイルでは巻き数が少なくてツイーター音域とかぶってしまうので、巻き数の多いコイルに変更して音を合わせます。
ダッシュ上のATX-25ツイーターもこれまでの様に中音域の一歩手前まで再生しなくてもよくなり、周波数レンジをやや狭くして余裕を持って鳴らす様にして、音に艶が出ました。
サイバーナビのイコライザーも調整し変えて、フラットの状態から少し動かしたぐらいで全体のバランスが取れました。
お客様は2時間弱店内で待っておられるうちに作業が終わりましたが、いつもこんなに簡単に作業が終わる訳ではありません。
事前に取り付けに来られる事が分かっていたので、LTD15をボックスに組んでジャンルの違うCDをあれこれと鳴らし込んでいて、取り付けの後のエージングにかかる時間を短縮して、待っておられる間に完成する様に準備していました。
以前に16センチから13センチにサイズを絞った時は、「中音域が濃くなります。」と自分がご説明して、お客様も頭の中でイメージ出来たそうですが、「13センチのレギュラーモデルから13センチの高級モデルに替えるというのがイメージ出来ない。」と取り付け前にお客様が言われていましたが、作業後はより生の音に近くなり、雑味の無いスムーズな音に変わったと体感出来たそうです。
ちょうどフィットの作業を行っている時に、自分がデジタルプロセッサーの箱を持って店内をウロチョロしていて、それを見られたお客様から、「あれを付けたら音が良くなるですかね?」と質問されましたが、ピュアディオではプロセッサーはシステムアップの最後の方の味付けとして使用しています。
7台の通電テストが終わり、これから中身をチューニングするところで、今は赤い丸の中の左側4ヶ所がハンダ付けがやり直してあります。
実際には約80ヶ所に手直しを加えて音に艶を出していますが、ノーマルの状態ではカサカサした様な音に聴こえるので手を入れています。
まだ通電テストの途中の物が3個あるので、合計10個をこれから数日かけてチューニングします。
Posted at 2017/02/12 18:11:51 |
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