昨日は宇部市の全日空ホテルで、地元の業績の良い会社の社長を集めた会合があり、今年もお声がかかったので行って来ました。
一年の中でも特別な日なので、日ごろは宇部店の裏に置いているCLS550シューティングブレイクに乗って出かけました。
毎年坂口君に運転してもらって行っているのですが、昨年までのE550セダンは手放して今年は無いので、シューティングブレイクの後部座席に乗って行くという、そういう場に乗り付けるにはちょっと風変わりな車です。
でもE550には付いていなかった、後部座席のシートヒーターがあったので快適です。
そんな事を思いながら移動していたら広告代理店から電話がかかって来て、4月からの新番組のタイトルと、1回目の放送のアーティストさんをだれにするかという話をしていたら全日空ホテルに着いてしまい、正面玄関に車が止まったら、ホテルの人が外からドアを開けて誘導されたので、一度電話を切って車から降りました。
ホテルに入ってからはエスカレーターで3階に移動しながら電話で話して、1回目は誰でも知っているビッグネームのアーティストさんに出演してもらう事にして、それから会場に入りました。
宇部・山陽小野田・美祢地区の優良企業の合同例会で・・
山口銀行の頭取のお話があり、その後隣の会場で懇親会があるという流れでした。
自分は有名なアーティストのコンサートのスポンサーに付いて、山口県の音楽振興に努めているので、前の頭取には覚えて頂いていたのですが、今回頭取が交代して全く面識の無い状態だったので、ゼロから再びスタートと思っていたのですが、運良く名刺交換する事が出来て、福岡と札幌に支店があるという事で、西宇部というエリアの中では印象に残ったのでは?と自分で勝手に思っています。
その後色々な会社の社長さんから声をかけられて、「ラジオで番組を作るといくらかかるのか?」とか、「何で複数の放送局を渡り歩いているのか?」との質問を受けました。
複数の局を一年の間にあれこれ変えて番組を作っているのは、「同じ局しか聞かない人がいるから、あれこれ変えないと全ての人に聞いてもらえない。」と答えたら、「そういえば自分も一度合わせたらあまり局を変えない。」と言われていました。
異業種交流の懇親会では放送に関する事を聞かれる事が多く、中には「大和良子さんを話方セミナーで呼ぶといくらかかりますか?」という質問もありました。
さすがにそれには即答出来ず、「また本人に聞いてみます。」と答えました。
他にはラジオで聞いたサウンドピュアディオのPRについて、「そんなに商品がいいのに何故業者販売をしないのですか?」という質問もありましたが、業者販売をすると業者向けの20%から25%オフの業者価格をもうけないといけなくて、一般ユーザー向けのダイレクト販売しか行わないから内容が濃い割に安く販売出来ると答えました。
普通はダイレクト販売という概念が無く、業者を間に入れてマージンを払うというのが当たり前で、更にワンプライス販売で一年間値段を変えないという話も分かってもらえず、ボーナスシーズンに値段を下げて仕事を集めるという習慣がなく、普通にしていてボーナスシーズンは仕事が集まるからプライスダウンせず、通常の月に仕事を集めるためにボーナスセールは一切しないという考えも理解してもらえませんでした。
つまり通常価格・ボーナス価格・業者価格があると三重価格が存在して、それを無くしてワンプライス販売のダイレクト販売を20年かけて定着させて、一年間ピットの暇な時期を作らないというが安定したビジネスにつながると言っても、誰も実感が沸かなかったみたいです。
それ以上に大手メーカーの商品ではなく、自社ブランドの商品を買うために関西からもお客さんが来店されるというのが信じられない人も多く、「大手のメーカーの商品以外を何故遠くから買いに来るの?」と、何が何だか分からないという社長さんが多かったです。
質問に答えても理解してもらえない事ばかりで、自分的には宇部の不動産王と呼ばれている自分よりも年下の社長さんと話がしたかったのですが、ほんの少ししか話が出来ず、その方に「今度福岡のフェラーリのディーラーに車を見に行きましょうよ。」とそそのかしています。
自分は買えないけど一緒に付いて行ってフェラーリを見たいので、誰か買いそうな人と行かないとと思っていました。
前にお会いした時には、「ホンダのNSXが気になるけど、もう少し出したらフェラーリが買える様な・・」と言われていたので、「フェラーリのセールスマンを知っているから見に行きましょう。」と誘っていました。
モーターファン別冊の『NSXのすべて』を買って読みましたが、確かにこれが買える人ならもう少し出してフェラーリを買うでしょう。
本当のところは車つながりで仲良くなって、不動産取引の農地転用のノウハウが知りたいんですけどね・・
そんなこんなで社長の会も終わりの時間になり、会場を出る前に上を見たらPAのスピーカーにどこかで見た覚えのあるマークが・・
オレンジに白い文字のJBLのマークでした。
以前はJBLのスピーカーが飛ぶ様に売れている時期がありましたが、一番売れ筋の価格帯がフォーカルのOEMに代わり、「フォーカルは内ドームですが、JBLはレコーディングスタジオと同じ外ドームですから!」と熱っぽく語っていた過去を思い出しました。
結局何故ピュアディオブランドの商品を増やしたかというと、メインで扱っていたJBLの方針が変わったからで、その前にB&Wの方針が変わった時も困ってしまい、ホームオーディオの比率は大きく下げざるを得ませんでした。
今となってはB&Wも韓国の会社に買われてしまい、メーカーに依存すると怖いと思い知らされて、「そういえば山口県でもメーカーに依存し過ぎてつぶれたオーディオ屋もあったな。」と思いながら会場を後にしました。
Posted at 2017/02/24 10:02:12 |
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