今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、スバルのレガシィ・アウトバックです。
スバル純正のパネル一体型のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージとベーシック防振のWパッケージを装着して頂いていました。
Wパッケージを購入されてから半年が経って、そろそろシステムアップしたいとピュアディオカタログに載っているベーシックウーファーパッケージに興味を持たれて来店されました。
ベーシックウーファーパッケージは『この価格からセパレートの本格ウーファーが取付たれますよ!』というセットメニューで、ウーファーとボックスとアンプと電源ケーブルがセットになった商品です。
このパッケージは追加金で部分的に商品のグレードをアップ出来て、今回はウーファーボックスを簡易型でなく本格的な物に変更して、通常スピーカー入力でアンプに入れる所をSKYのRCAケーブルを使うという変更を行って取り付けました。
純正のナビにRCAのモノラル出力があったので、これをアダプターで2分配して、SKYケーブルにつないでシート下に取り付けたJBLのパワーアンプに接続しました。
ラゲッジルームにはエンクロージャーボックスを製作して、JBLの薄型ウーファーを取り付けました。
これは現在のパッケージに含まれているウーファーユニットで、追加を払えば奥行きのあるウーファーにも変更可能ですが、ラゲッジのスペースを少しでも多く使いたいという事で、でも音質にもこだわりたいという事で、ボックスを高い材質を使い、更に高級ケーブルでレスポンスを良くするという手法を取っています。
ウーファーには頑丈なグリルを取り付けて、上に物が当たっても大丈夫な作りになっています。
また荷物をたくさん積む事も考慮して、コネクターを外してボックスを外す事も出来る様にしてあります。
アンプとウーファーの接続が終わって、音が出る様になったらドアスピーカーの下限の周波数に制限をかけないといけません。
ウーファーの一番上の音とドアスピーカーの一番下の音が重なり過ぎると音が詰まってしまい、音楽的な表現が正確でなくなるので、重ね過ぎずすかし過ぎずの絶妙なポイントを探ります。
ウーファー側はアンプの再生周波数の制限で音を決めて、フロントスピーカーはグローブボックス下のピュアコンのパーツを交換して下限周波数を決めます。
音を鳴らしてパーツを交換してを繰り返して、フロントスピーカーとウーファーのつながりを調整します。
ウーファーとのバランスが取れたら今度はナビオーディオのイコライザー調整を行います。
これはパナソニックの表示ですね。
最近純正ナビでもこの表示を見る事が多くなりました。
ウーファーを付ける事でフロントスピーカーの下限の周波数の負担が減って、これまでとはイコライジングが変わって来ました。
2カ所1クリックづつ動かした所が一番生演奏に近く聴こえたので、ここで調整画面を閉じて、納車の準備に入りました。
低音の量が増えただけではなく、フロントスピーカーの負担を減らして中音域にも余裕が出て、レガシィ・アウトバックは納車されました。
Posted at 2017/02/26 10:10:13 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン