今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、フォルクスワーゲンのポロです。
クラリオン製の純正ナビ付きのお車に以前スピーカー交換をさせて頂いていました。
ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、フル防振の施工の後にピュアディオブランドのZSP-MIDを装着して・・
ツイーターはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
以前デモカーで先代のアウディA3を持っていた時と同じシステムで、ナビオーディオも同じクラリオン製だったので、ほぼ同じシステムにされていました。
アウディA3のデモカーはその後手放したのでシステムは内蔵アンプで終わっていたのですが、こちらのポロは助手席のシート下にARCのアンプをチューニングした物を取り付けてパワーアップしました。
パワーアンプには青いSKYのRCAケーブルで接続していますが、純正ナビにRCA出力が無いので、スピーカー出力にピュアディオチューンのハイローコンバーターをつないでRCA化しています。
元々4CH用のコンバーターの真ん中2レーンのパーツを撤去して、大型パーツを使って高音質化して、左右のセパレーションも良くしています。
またナビからコンバーターと、アンプからピュアコンと、ピュアコンからスピーカーまでの間のスピーカーケーブルを全てSKY3のスピーカーケーブルに引き換えました。
PSTケーブルがメーター1000円でSKY3はカタログ上でオープンプライスになっていますが、現在の価格でメーター12000円プラス末端の焼き入れと端子代で、かなり高額なケーブルです。
90年代は4000円とか8000円のケーブルも用意していた時期もありますが、上があると後から「最初から一番上にしておけばよかった。」と後悔される方が多かったので、あえて売りやすい価格のケーブルの設定をやめて、レギュラーと最上級の2アイテムとしています。
ただし、グレードを2つに絞る事によってレギュラーモデルが価格の割りに高性能なのと、最上級モデルの価格を下げる事が出来ました。
スピーカーはそのままにケーブルが変わっただけですが、抵抗値が下がって音のヌケが良くなったので、それに合わせてピュアコンの値を微調整します。
あれこれとジャンルの違うCDを再生してスピーカーに付いているクセを取って・・
グローブボックス下のパーツをあれこれと交換して、最も生音に近いポイントを探します。
ピュアコンの値が決まったら次はイコライザーをあれこれと調整します。
イコライザーの表示はアウディA3の時と同じで、馴れた手つきであれこれと操作したのですが、フラットで十分に良い音が再生出来る様なセッティングがピュアコンの値合わせで出来ていました。
ポロのお客様は自分が実際にお会いして生の声を聞いた事がある女性アーティストのファンで、今年のコンサートも聴きに行かれていました。
普通はカーオーディオのセッティングで歌っている本人に会って生の声を知って行なうという事はありませんが、2回本人にお会いしてのセッティングは生声を聞いた事の無い人とは雲泥の差が出ます。
自分では良いセッティングが出来たつもりですが、残念な事に宇部店での仕事が溜まっていて、お客様に納車して感想を聞ける前に福岡店を後にしました。
追伸
調整中にポロの温度計を見たら22・5度を示してしました。
ピット内は25度を保っていますが、エアコンの風が温度を測っている付近に当たっているのでしょう。
一般的にピットの空調はコストの関係で削られていますが、良い音は良い環境から生まれるとサウンドピュアディオは考えていて、真夏でも適温で作業を行っています。
Posted at 2017/08/05 10:25:15 |
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