今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、BMWの2シリーズ・グランツアラーです。
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付のお車で、既にスピーカー交換の作業が行われています。
スピーカーはドアの上部の純正位置にJBLのGX302が取付けてあって・・
センターにオレンジのコアキシャルのツイーターが付いていますが、ここは配線をカットして、8・7センチのスコーカーとして使用しています。
6000円という低価格で、上のグレードスピーカーよりも音が滑らかで、「そんなはずはないだろう?」と皆さん不信に思われます。
しかし近日中にほぼ同じ内容でモデル名が変り、9000円に値上げされますが、それでもコストパフォーマンスは優れています。
過去にはこのサイズのスコーカーがセット物の中に含まれて発売されていた時があって、「あの時に専用ロットで作ってもらっていれば良かった。」とおもっています。
この低価格スピーカーが優秀なために、ピュアディオブランドの9・2センチスピーカーをどの仕様でいくらで販売するかで議論していて、発売が延び延びになっています。
BMWはドアスピーカーに制限がある一方、ツイーターに関しては最上級グレードのJU60を選ばれる方が多くおられて、この2シリーズもワイドスタンドを製作して取付けています。
ここまでは前回の取付ですが、今回は車両アンプから取り出した音をピュアディオチューンのDSPアンプに繋いで、これまでバス・トレブルしか調整出来なかった状態を、イコライザーで細かくコントロール出来る様に改善しました。
下にボードを取付けて、床下のウーファーの磁気の影響を受けない場所に取付けます。
イコライザーが入る事でコントロール範囲が広くなるので、グローブボックス下のピュアコンは値を変えて、バス・トレブル前提から少しコントロールのやり方を変えます。
これまで車両アンプのクセが強かったので低音はバッサリ下げていましたが、ここは1クリック下げて普通に聴ける様になり、中高音のクオリティーもかなり上がりました。
ただイコライザーアンプはたまにバグりを起こす物があって、まずノーマル時にデモカーに取付けてテストして、問題が無いと判った時点で一度外してチューニングを行い、チューニング後に再びデモカーに付けてテストして、間違いが無いと判った時点で販売用として使える様になるので、かなり時間がかかって、月間に販売出来る台数も限られます。
以前他店で取付けられたDSPアンプがフラットになってコントロールが効いていない状態で持ち込まれて、「音が良くなるからと取付けたのに、音が良くなっていないんです。」と相談に来られた例もあるので、DSPアンプのバグりにはかなり神経を尖らせています。
Posted at 2017/12/01 09:54:04 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン