今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、ホンダのNーWGNです。
オーディオレスの状態で入庫となって、ナビオーディオの取り付けと、スピーカーとアンプの取り付けを行いました。
取り付けたのはカロッツェリアの楽ナビです。
まずフロントドアの内張りを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせたベーシック防振を行なって、その後にサービスホールを塞ぐ防振を行ないました。
外した内張りの裏にはセメントコーティングを行って、薄いプラスチックの響きを抑えています。
リアドアは外板裏に何も貼ってなくてロードノイズが進入しやすいので、静粛性アップのためにベーシック防振の施工を行なっています。
フロントドアの表面にはアウター・スラントのバッフルを製作して、以前乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ツイーターは現在は販売されていないJBLの508GTIの物で、ワイドスタンドを製作して取り付けました。
助手席下は平面ではないの床の凹凸に合わせたアンプボードを製作して、水平にした後にピュアディオチューンのパワーアンプを取り付けました。
楽ナビはLRのRCAの出力が付いていないので、スピーカー出力をピュアディオチューンのハイローコンバーターを使ってRCA化しています。
4CH用の内側2レーンのパーツを撤去して左右のセパレーションを上げて、空いたスペースを活かしてパーツを大きな物に交換しています。
中から出ているスピーカーケーブルは太いPSTケーブルに交換して、プリント基板からでなく、パーツの足に直接取り付けるという手法で、超低ロスで変換しています。
全ての結線が終わって音が出る様になったら、あれこれとジャンルの違うCDを再生してスピーカーを慣らして、楽ナビの音調整を行います。
ピュアディオでは最初からタイムアライメントは0にしてからセッティングを始めますが、ちなみに最近合って生声を聴いた事があるアーティストさん2名の楽曲を聴いてみたら、やはりタイムアライメントを効かせると声が違って聴こえました。
イコライザー調整の前にグローブボックス下のピュアコンの値を変えて音をかなり追い込んで、それでも微妙に違う部分をイコライザーで2カ所1クリックづつ動かして整えました。
CDだけでなく他の音源も聴いて、バランス良く鳴る事を確認した上で納車の準備に入りました。
Posted at 2017/12/04 15:20:08 |
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