4月29日から始まる祝日が連続する状態を『ゴールデンウイーク』と言いますが、元々は映画業界が一番来場が見込める期間で、ここにヒット作を持って来て売り上げのピークを持って来る事から金の週間でゴールデンウイークと呼び始めたそうです。
そのゴールデンウイークも、今年はどの映画館も閉まっています。
自分はオーディオを販売している割にはホームシアターよりも映画館が好きで、始まると一時停止が効かないから、あらかじめトイレに行っていて、飲み物も終わるまでの量を確保してと、それなりの心構えで観るので、頭の中の入り方も違います。
映画館に行けない分、自分は自宅のリビングで撮りためていた音楽番組を観ていて、その番組の中ではかなりの確率で、サウンドピュアディオのラジオ番組に出演されて、生の声を聞いた事のあるボーカリストさんが出て来られます。
リビングのテレビはパワーアンプを通してホーム用スピーカーをチューンした物で聴いていて、元々16センチの2WAYスピーカーをミッドバスとツイーターを取り外して、J U60とZSPーLTD15の組み合わせに交換して、中のネットワーク回路も組み替えた物で鳴らしています。
エンクロージャーとネットワークの基盤だけで、後はフルに変えているのですが、これが出来るまで仕事の合間にぼちぼちやって半年かかったたら、完成する2ヶ月前に生産終了になって、ベースモデルが手に入らなくなっていました。
次のエンクロージャーを求めてあれこれ探しているのですが、これぐらいのレベルの物が見つからなくて、連休後にはこれとは違う同じぐらいのサイズのホーム用のスピーカーの試作品が出来上がります。
そしてこのスピーカーで音楽番組を楽しんでいたら、2階から「ズオ〜ン! ズオ〜ン!」と音が聞こえて来ました。
2階では映画館に行けない妻が、スターウォーズの過去の作品を観ていて、そのライトセーバーの音でした。
こういう事になるとは予測していなくて、確か正月休みに観たかった大画面テレビが届くの時間がかかり、更に最初に届いた商品に不具合があって、途中で交換などでなかなか観る機会がなかったのが、ここに来て活躍しています。
この映画を見ているスピーカーがJBLの4319をチューンした物で・・
チューンと言ってもツイーターはJU60に交換してあり、スコーカーはZSPーLTD15に換えてあり、ウーファーのみがノーマルのままで、中高音は完全に車の中で聴けるピュアディオサウンドそのものです。
アンプはスタジオレベルと同じ様な音色という事で、福岡と東京のホームオーディオ専門店であれこれと試聴して、でもどのアンプも音に色が付いていて、お店の人から「どんな音楽を聴かれますか? この様なジャンルならこのアンプの音色が合います・・」などの説明を受けて、でも納得出来る物は1台も無かったので、機種選択では困っていました。
予算は30から50万円ぐらいで、このクラスはほぼかなりの色が付いていて、結局色の付いていない無色透明的な音色のアンプは100万円以上するマークレビンの物で、それに合わせたプレイヤーがまた無くて、仕方なくマークレビンソンの200万円以上の物を買って、それでトータルで無色透明の変な音色の付いていない音を聴いています。
1990年代の途中までは1品10万円から20万円ぐらいでもスタジオ的な音が鳴るオーディオ製品があったのに、いつの間にか無くなってしまい、極端に音に色の付いたホームオーディオの製品ばかりになっています。
元々宇部店の奥の製作室のBGMがマークレビンソン製の物を使っていて、日頃から色の付いていないアンプで音楽を聴く様にしているので、これは基準器みたいな物ですね。
世の中にはこれよりも値段の高いアンプは沢山ありますが、どうも実際の音楽よりも音を際立たせている物は受け入れられず、この手の音を日頃から聴くのが習慣になっていて、ただいくらアンプに音色が付けてなくても、使うケーブルに色が付いていたらそれはそれで音楽の形が変わってしまい、色々と考えたら実は車の中で正確な音色で鳴らすのが、意外と安上がりなのかもしれないと思いました。
Posted at 2020/05/04 10:55:30 |
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