今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンのゴルフトゥーランです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、響きの中心と周波数を探って、マーキングを行った後に防振材を貼り付けます。
フォルクスワーゲン系の車は樹脂のインナーパネルがポコポコとつられて鳴るので、ここの響きをしっかりと止めて、ドイツ車なので外板裏は国産車よりは硬いのですが、それでも残る響きの部分をピンポイントで抑えます。
内張を組み付ければ見た目はそのままですが、樹脂と鉄板の響く部分をピンポイントで抑えているので、音質が良くてロードノイズが減ったドアに変わっています。
この年式のトゥーランのツイーターは、ゴルフⅦと同様にピラー根元に付いていて、その場所の前に仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-30Jツイーターを取り付けました。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にゴルフⅦ用の値のピュアコンを取り付けました。
このタイプのナビが付いたトゥーランは初めてだったので、特性が分からなかったので、ゴルフⅦ用を取り付けて、そこから値を変えて最新のトゥーラン用の値を探りました。
調整用CDを要れようとグローブボックスを開くとそこにはプレイヤー部は無くて、その上のパネルを開くとそこにプレイヤーがありました。
これは便利です!
なぜ自分のアウディがこの方式でないのか、ちょっと不満です。
そして音調整を始めると、ドアスピーカーのツイーターの距離がゴルフⅦよりも離れているからか、スタジオレベルのトーンに合わせるのにバスをマイナスに振って、トレブルをプラスに振って、聴感上のフラットに合わせて・・
ピュアコンのブラックボックスは何種類も交換して聴いて、最も生音・生声に近い状態に合わせました。
納車前に一度お客様に音を確認して頂いたら、かなり音質が良くなったと、大変喜んでおられました。
サウンドピュアディオの音は、音を加工したり強調したりして音が良くなった様に感じさせるカーオーディオとは違って、歌っている本人の声や、演奏者の生の楽器の音を確かめた上で行うセッティングで、カーオーディオの音というよりも、スタジオの音を車内に持ち込むという、唯一無二のサウンドとなっています。
Posted at 2021/01/31 10:00:06 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン