宇部店にはホームオーディオ用のスピーカーが何カ所かに置いてありますが、もし当店のお客様でない方から「ホームオーディオのスピーカーを試聴させて下さい。」と言われても、「当店では一般的なホームオーディオは扱っていませんので。」とお断りしています。
その理由は、基本的にノーマルの状態のホームオーディオのスピーカーは置いておらず、このJBLの4319の様に一部カーオーディオのユニットに交換していて、音色がノーマルモデルよりも変わっているために、普通のホームオーディオを探しておられる方には試聴もしていません。
基本はカーオーディオで既にお付き合いのあるお客様から、「ホームオーディオのスピーカーを見に行ったけど、気に入った音の物が無い。」と言われるお客様のためにカスタムメイドで少量製作しています。
この4319はツイーターはJU60で、スコーカーはZSP-LTD15に替わっていて、 ノーマルよりもかなり高い値段になっていて、ピュアディオのユーザーの方以外には試聴も行っていません。
奥の方にはピュアディオブランド誕生20周年記念スピーカーも鳴らしていますが、実際に発売したらこれでもサイズが大き過ぎるという声があって、小型のエンクロージャーで個別対応で何種類か製作しました。
20周年記念モデルのツイーターに、13センチのエンクロージャーにZSP-LTD15を付けた物と・・
テレビラックに横置きに使うJU60とZSP-LTD15の物は、輸入車を購入してZSPが使えなくなった物を自宅で使用したいというお客様の声に応えた物です。
他には一度16・5センチのミッドバスが付いていた20周年記念モデルのスピーカーに、「低音の量はそれほどいらないから。」と、こちらも車の買い替えでサイズが合わなくなったZSPを取り付けているモデルです。
当然ネットワーク回路はワンオフで作っていますが、ホームオーディオはピュアコンみたいにブロック化したパーツを簡単に交換出来るという物ではないので、それなりに時間がかかります。
その横のJBLの名機のL100クラッシックのツイーターをJU60に替えて、グレードを上げた物です。
基本は輸入車やプレミアムサウンド車に乗り換えて、使えなくなったユニットを使ってホーム用に使うという手法ですが、今回初めて逆のパターンが出て来ました。
何んと輸入車から国産車に乗り換えて、ZSPが使える様になって、輸入車用の9センチスピーカーが余ったので、それをホームオーディオ用で使いたいというご要望です。
ミッドサイズが小さくて高い周波数まで伸びるので、ツイーターは小型で超高い周波数のみを再生させる様にしてあります。
ピュアディオが他のカーオーディオ専門店と違うのは、ネットワークを自由に組み替えたり、インピーダンスの変換技術があるので、この様にカーオーディオで使わなくなったスピーカーをホーム用で使用出来て、愛着のある製品を長く使用出来るという事です。
こちらは輸入車の異形パネルのナビ付のお車に乗り換えられて、1DINのデッキが付かなくなった物を100Vで動作出来る様にしたものです。
ただしこちらのモデルはお気を付け頂きたい事があります。
ホーム用のCDプレイヤーはディスクの最後の曲が終わったら動作が止まりますが、カー用のためにそのままにしておけば何回でもディスクが回ります。
チューナーやポータブルプレイヤーを繋げばそれほど発熱がありませんが、レーザーピックアップの寿命もありますので、聴かない時間に回しっぱなしには気を付けて下さい。
他にはCD-700系のプレイヤーを止める前にボリュームを反時計方向にいっぱいに絞るという方もある様ですが、700系はアナログボリュームの接点があるタイプなので、接点の寿命を縮める事になりますので、自分は10時ぐらいの位置でそのままオフにしています。
良い製品は少しでも長く使用したいですね。
Posted at 2022/02/02 10:51:45 |
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