自分が初めて『間違いだらけのクルマ』を知ったのは高校生の時で、同級生が学校に持ってきていて、「この本は日本車の事がめちゃくちゃに買いてある。」と言っていました。
このシリーズを知っていたものの自分が買って読む事はなくて、1990年代の半ばぐらいに初めて読んで、当時自分の乗っていた車の事が悪く買いてあったので一時的には気分が悪かったものの、そこに書いてある事は確かに当たっていて、それから毎年買って読む様になりました。
しかし元々の著者の徳大寺有恒さんが体調が悪くなって、島下泰久さんとの共同著者となっている時期があって、その後徳大寺さんが亡くなってからは島下さん一人の著書となりました。
本の帯には激動のクルマ界と、おすすめのクルマの、両方がわかる!と書かれていて、確かに今はガソリン車主流から電動化に向かう真っ只中で、世代交代の時代と言っていいでしょう。
ただ帯に書かれている『スポーツカー大国ニッポン』は、日本はこれだけスポーツカーの選択肢があると書かれても、自分が20代の時の若者の2ドアクーペの比率と考えたら程遠いのが現状です。
いつからか若者の2ドアクーペが減って、自分ぐらいの年齢でセミリタイアした人の道楽的な使い方?と思われても仕方ないのは、正規雇用と非正規雇用の比率の非正規が高いからかな?と思いながら読んでいました。
帯の後ろにはEVにすれば問題解決は考えが甘い!と書かれていますが、今の電気代の値上げ傾向と、アパート・マンション住まいでは自宅で充電出来ないなどの問題も感じます。
今回三菱のアウトランダーPHEVがかなり褒めてありますが、先代を2台乗り継いだ自分はオーディオのための車という要素が強くて、2台ともフルシステムを付けた状態でお客様に販売して手元に無く、新型のディスプレイオーディオがどんな物か分からないので、今のところ様子見です。
EV化すれば同じシステムだとカーオーディオの音は高音質化しますが、オーディオレス車の設定が無くなる事で音源側に制約が出来て、プラスとマイナスでマイナスの方が目立つ様な気がしています。
動かす仕組みもオーディオの仕組みも、変革の時期の『間違いだらけの車選び2022』が気になった方は是非ご一読下さい。
Posted at 2022/02/15 19:27:53 |
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