今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのフィット・クロスターです。
オーディオレスの状態で入庫となって、ナビオーディオとデッキとスピーカーの取付を行って、防振作業も行いました。
まずはフロントのドアの内張を外して、外板裏のベーシック防振を行った後に、サービスホールを塞ぐ防振とセメントコーティングを行って、方ドア3層のフル防振の状態にしました。
内張りの表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、2台前のお車から移設し続けておられる、ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
リアドアはベーシック防振とセメントコーティングの2層の防振を行い、遮音性と断熱性を向上させています。
2DINスペースの横のグローブボックスのフタを取り外して、1DINスペースを増設して・・
カロッツェリアのCD・DVD・MDのサイバーナビと、ナカミチのカセットデッキを取り付けて、以前からの音楽ソースも全て聴ける仕様に仕上げています。
グローブボックス下には合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて、スピーカーまではピュアディオブランドのPMBケーブルで引いています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、ピュアディオ推奨のフロント2WAYシステムとなりました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になると、ピュアコンのパーツのはめ変えとサイバーナビのイコライザー調整で音を追い込んで行きます。
フィットのお客様は自分がカーオーディオの専門店を始めた1982年10月にお越し頂いた方で、それから40年に渡ってお付き合い頂いています。
1982年やそれ以前に発売された音源も入っており、当時からしたら考えられないぐらい生音・生声に近くなったなと、開店当時のこもっている音をどうにか引き上げる的な音造りをしていた事を思い出しながらセッティングを行っていました。
カセットデッキには先日購入した山下達郎さんのソフトリーを使って音調整を行って、まだ数名ですがカセットデッキをお使いのお客様もおられるので、こんな時用に購入していました。
今年の10月10日はカーオーディオ専門店をオープンして40周年を迎えますが、40年に渡ってお付き合い頂いて、本当にありがたいお客様です。
確か5年に1度のペースで車を買い替えられておらえるので、これで10台目のお付き合いですが、40年で10台目で本当の音に辿り着けた様な気がします。
Posted at 2022/07/07 11:28:40 |
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