今日ご紹介する1台は、宇部店の年末最後のお車で、マツダのロードスターRFです。
マツダコネクト付きのお車で、ボーズサウンドシステムのプレミアムサウンドからの音質アップを図っています。
既にドアスピーカーはJBLのクラブ602CTPに交換してあって・・
ツイーターもJU60が付いていて、何年か前にシステムは完成していました。
良く見ると純正のツイーター位置とピュアディオ推奨の位置は大きく角度が違っていますね。
この作業を行う前に福岡店でドアスピーカーをピュアディオブランドのZSP-MIDを使用したシステムのボーズシステムへ融合する開発を行ったブログを読まれて、こちらのロードスターRFにも装着する事になりました。
装着する事自体は簡単なのですが、やはり3年ぐらいの年式の差があると、純正アンプの特性などが変更されていて、福岡店の車両と同じやり方では合わないというのが分かり、以前のモデルの特性に合わせたパッケージを開発する事になりました。
11月に開発した時にこんなにピュアコンを替えて、それで結局ワンオフで製作して合わせたのが、年式が違うためにまた一からワンオフで開発しないといけませんでした。
あーでもない、こーでもないと何度もピュアコンをはめ替えて・・
最新の4桁ピュアコンというけれど、4桁の数字と3桁の数字の他に、更にもう1カ所4桁の数字の入ったカスタムされたピュアコンを何度も入れ替えて、やっと生音・生事に近いと言える数字に辿り着いたので、そこでマットを閉じました。
カーオーディオ専門店では今アンプ付きのイコライザーで音を変えるというお店がほとんどですが、スピーカーと車両アンプの間に回路を入れてインピーダンスの整合性を上げて音を良くしているのは他に聞かず、このピュアコンを使ったシステムの必要性が年々上がって来ている気がします。
この年式のロードスターはやたらと低音が強調してあって、トレブルはセンターでもバスはマイナス1でセッティングを終了しました。
同じ車種でマツダのボーズシステムでも、ここまで特性が違うと完全な別設計となり、カーオーディオもスピーカーを取りかえれば音が良くなるという時代は、かなり前に終わっていると言っていいレベルのお仕事でした。
Posted at 2023/01/05 10:18:00 |
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