ピュアディオいがわのブログ一覧

先日お客様がクラウンエステートに乗って来られました。

外から見てドアの中の構造は当社のクラウンスポーツと同じ様で・・

内装やレイアウトもほぼ同じ様でした。

当社のクラウンスポーツと比べると荷室と後席のゆったり感が違いますね。

クラウンは最初にクロスオーバーが出て、それからスポーツが発売されて、次にセダンが発売されて、最後にエステートが発売されて、これでシリーズの４車種が全て揃いました。

自分は一番最初に発売されたクロスオーバーと３番目に発売されたセダンの違いがあまりよく分かっておらず、信号待ちで見たこの車はセダンか？クロスオーバーか？

窓の下の黒い部分が横に回り込んでいるので、これはクロスオーバーでしょう。

別な場所で見たクロスオーバーがガラスの下の黒い部分がサイドに回り込んでいるのがセダンとの違いと分かりました。

以前見かけたクラウン・セダンは、リアガラスがトランクの方まで入り込んでいるかと思っていたら・・

ガラスを延長した様なデザインで、実際にはトランクの上がガラスと同じ黒にして、ガラスが大きく見せかけるデザインにしていたのでした。

デザインと言えば自分がクラウン・スポーツに乗っていたら、知人が「井川さんマカン買ったの？」と聞かれて、ぱっと見ポルシェのマカンにデザインが似ているので見間違えられました。

見間違えたといえば今日の午前に宇部店のピットに表からバックでお客様のお車を入れてていたら、「クラウンが入庫しましたね。」と言われました。

自分もクラウンのクロスオーバーかエステートに見えましたが、これはクラウンではありません。

さて、この車は何でしょうか？

以上、夕方の世間話のブログでした。

今日ご紹介する１台は、現在の福岡店の作業からスバルのレガシィ・アウトバックです。

ラゲッジのサイドにサブウーファーが付いているハーマン・カードンのプレミアムサウンド車で、先日からの作業の続きです。

リアにサブウーファーが付いているのにフロントスピーカーはアメリカンサイズの縦に楕円の物で、横１６センチの縦２２センチサイズで、こちらでもサブウーファーに近い音域まで再生出来ます。

作業の方は外したドアの内張は一時的に吸音フェルトを取り外して、ツルツルの裏面に粗目を付ける下処理を行います。

そして手作業でセメントコーティング剤を塗っていき、意図的にランダムに厚い薄いを作って、ドアの振動が通過しなくてとどまる様に工夫しながら塗っています。

セメントと言っても普通のセメント材では薄いと振動でひび割れを起すので、たわみを持たせて割れない様にする成分が入っていて、その部分が乾燥中に化学変化を起こすと、青白い色が茶色に変わって来ます。

リアのハッチを外してセメントコーティングをしている間に、ハッチの外板裏を指ではじいて、防振材の貼り位置と材質を探ります。

ハッチの構造が入り組んでして、あまり防振材が貼れなかったので、ラゲッジのアンダーの鉄板の響きを調べて、使わなかった材料をスペアタイヤのスペースの両サイドに貼りました。

あっ！　写真撮影した時は気が付きませんでしたが、毎日のコイルの手巻きで手首が痛くなって、ロキソニンテープを貼っていたのが写ってしまいました。

電気的な作業ではフロントの音信号を取り出して、ピュアディオブランドのＰＳＴケーブルのフルレンジタイプの物に繫いで、ピュアコンの取付位置まで引いて行きます。

今回の作業はかなり防振作業に趣を置いていて、ここからは電気的な作業が続きます。

今の時点ではここまでで、これより先は『その３』でお届け致します。