今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、日産のノート・オーテック・クロスオーバーです。
内張りと防水シートを外して、白い横長の防振材が2枚貼ってある外板裏にベーシック防振の施工を行います。
何も貼ってない部分に防振マットと防振メタルを貼り合わせますが、工場装着のマットでは録り切れない、中音域や高音域に対して減衰率の高い材質を貼り合わせています。
次にサービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行って、この後で切り口を全てシリコンで塞ぎます。
ブチルゴムや樹脂成分を含まない金属シートを重なる部分を作って剛性を上げて、サービスホールが太鼓になって鈍い響きがスピーカーの音に混ざるのを防いでいます。
外した内張は表面がツルツルなので粗目を付ける下処理を行って・・
規則性を持たないランダムに厚い薄いを作ってコーティング剤を塗っていき、ドアの重量が増えない割に振動が消える様に工夫しながら塗っています。
片側3層のフル防振が完成したら、ドアの内張りにアウターバッフルを製作して、ドアの金属部分と金属リングで繫いだ後に、内側をセメントコーティングで固めて剛性を増しています。
ラゲッジ部分は最初からアンプが付いていた部分にナカミチのPAー2002のPバージョンに入れ替えました。
上の段にはピュアディオチューンのアナログの30バンドのイコライザーを取り付けて、作業の方はかなり進んで来ました。
1日は宇部店から井川家長男がクラウンスポーツに乗って福岡店に手伝いに行ったので、少しは当初の予定よりは早く作業が進んでいます。
仕事が遅くなったら博多区のマンションに泊まって行けと言おうと思ったら、クラウンスポーツはマンションの駐車場の横幅規制にひかかるから乗って行けないのでした。
今の時点で作業はここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。
Posted at 2025/07/21 10:21:35 |
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