土曜日の夜に山口県と大分県で交互に行っている351MHzのデジタル簡易無線の伝搬実験は、先週は第四土曜日で偶数週のために大分県側が担当でした。
自分は自宅に立てた2本のアンテナで交互に受信して、大分県の山の上の山小屋からの電波と、近くの局は受信して、参加局のスコアを付けていました。
右側手前のアンテナは351MHzの固定用としては最もオーソドックスな第一電波工業の350MVHで180センチで、左やや後ろのアンテナは同じく第一電波のSE350で長さは225センチです。
ゲインは同じ7・15デジベルですが、どこがどう違うか実験しようと思って別な型番を買って2本立てています。
第一電波は長さとゲインの他には3段コリニアという構造しか発表しておらず、過去には自分は2分の1波長3段と思っていましたが、アマチュア無線の433MHz用のアンテナが、8分の5波長3段で7・2デジベルという性能の物があって、それで2分の1波長3段ではなくて8分の5波長3段ではないかと察しています。
車載用アンテナは波長が表記してあるのに、デジタル簡易無線の固定アンテナは何故波長が表記して無いのか不思議です?
自分の感覚では絶対に350MVHの方がやや飛ぶ気がして、SE350は振動や塩害に強く船舶でも使えるというのがメリットの様で、価格もSE350の方がやや高いです。
ちなみに大分県の司会進行のキー局のアンテナは7メートル高の350MVHの横にラジアルが3本出ている物を使っておられます。
それでは『第33回大分DCRロールコール』の結果を報告致します。
日時 10月25日 土曜日 32chの部 19時45分から19時58分
24chの部 20時00分から20時56分まで
運用地 大分県杵築市波多方峠 無線クラブ専用山小屋
オペレーター オオイタKO125(JA6DPS)
使用アンテナ 第一電波工業 350MVH ゲイン7・15db 7メートル高
使用機器 アルインコ DJーDPM70E 外部放熱板付き 5W送信
周波数 351MHz 32ch及び24ch 秘話コード27144
参加者 32chの部
1 ヤマグチSG1500 宇部市則貞 固定局
2 ミヤザキST204 大分県竹田市祖母山 移動局
3 ヤマグチFB73 下関市長府 固定局
4 ヤマグチTM310 宇部市上宇部 固定局
5 オオイタJK925 豊後高田市高田漁港 移動局
参加者 24chの部
1 ヤマグチMM110 宇部市沖ノ旦 固定局
2 ヤマグチFB73 下関市長府 固定局
3 ヤマグチBA18 山陽小野田市RVパークみちしお 移動局
4 フクオカRN56 下関市関門トンネル人道入り口 移動局(高校生)
5 ヤマグチC56 宇部市厚南 固定局
6 ヤマグチNO003 山口市阿知須岡山 移動局(小学生)
7 ヤマグチTM310 宇部市上宇部 固定局
8 ヨコハマNI30 大分市 移動局
9 ヤマグチTK926 光市 固定局
10 ヤマグチAN53 宇部市厚南 固定局
11 オオイタKU86 大分市 固定局
12 ヤマグチST702 光市 固定局
13 オオイタBP44 豊後高田市長崎鼻 移動局
14 フクオカGN91 北九州市小倉南区 固定局
以上、32chと24chの重複局を除いて合計17局の参加となりました。
今週末の11月1日は奇数週ですので山口県側が担当で、20時から19chで山陽小野田市から電波を出す予定です。
皆さんの参加をお待ちしております。
Posted at 2025/10/27 17:04:09 |
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